広島インターナショナルスクール(Hiroshima International School)完全ガイド:平和都市広島で実現するIB PYP・MYP・DP一貫国際教育

  1. はじめに:平和の街・広島で60年以上続く国際教育の歴史
  2. 学校概要:広島が世界に誇る国際教育の拠点
    1. 基本情報
    2. 歴史と沿革
    3. 学校の理念と使命
    4. キャンパスと施設
  3. IB教育プログラム:3歳から18歳まで切れ目のない国際教育
    1. PYP(初等教育プログラム):3歳〜11歳(幼稒部〜5年生)
    2. MYP(中等教育プログラム):11歳〜16歳(6年生〜10年生)
    3. DP(ディプロマプログラム):16歳〜18歳(11年生〜12年生)
  4. 入学方法:年間を通じていつでも受け入れ可能
    1. 入学手続きの流れ
    2. 幼稚部への入学について
  5. 学費:インターナショナルスクールの教育への投資
    1. 年間授業料
    2. 初年度に必要な費用(キンダーガーテン以上)
    3. 毎年発生する費用
    4. 学費の考え方
  6. 学校生活:多文化が息づく温かなコミュニティ
    1. 日常の学校生活
    2. 言語教育:英語と日本語の二刀流
    3. EAL(英語追加言語)サポート
    4. 課外活動(Extracurricular Activities)
    5. PTAと保護者コミュニティ
  7. 平和教育:広島だからこそ実現する特別な学び
    1. 被爆地・広島が教えてくれること
    2. IBの理念と広島の精神の融合
  8. 進路・卒業後の進学先:世界中の大学への扉が開く
    1. IB Diploma の高い合格率
    2. 卒業生の進学先
    3. IBディプロマの国際的な評価
  9. よくある質問(FAQ):お母さまが気になるリアルな疑問にお答えします
    1. Q1. 英語力がまだ十分でないのですが、入学できますか?
    2. Q2. 日本の学校年度(4月始まり)の途中でも入学できますか?
    3. Q3. 日本人の子どもでも通えますか?
    4. Q4. 通学手段はどうなっていますか?
    5. Q5. 授業料の分割払いはできますか?
    6. Q6. 卒業後、日本の大学にも進学できますか?
    7. Q7. 学校の規模はどのくらいですか?
    8. Q8. オープンキャンパスはありますか?
    9. Q9. 他のインターナショナルスクールとHISの違いは何ですか?
    10. Q10. 広島に転勤になったのですが、子どもの教育が心配です。HISはどうですか?
  10. アクセスと周辺環境
    1. キャンパスへのアクセス
    2. 広島で暮らすということ
  11. まとめ:広島で世界水準のIB教育を受ける価値

はじめに:平和の街・広島で60年以上続く国際教育の歴史

「子どもに本当の国際教育を受けさせたい」「英語で学ぶ環境に身を置かせたいけれど、東京や大阪じゃないとダメなのかしら…」そんな風に悩んでいらっしゃるお母さま、お父さまに、ぜひ知っていただきたい学校があります。

広島インターナショナルスクール(Hiroshima International School、以下HIS)は、1962年に設立された歴史ある国際校です。60年以上にわたって、広島の地で質の高い国際教育を提供し続けてきました。3歳から18歳までの子どもたちが通う幼小中高一貫校で、IB(国際バカロレア)の3つのプログラム――PYP(初等教育プログラム)、MYP(中等教育プログラム)、DP(ディプロマプログラム)――すべてを提供する、中国・四国地方でも数少ないIBワールドスクールです。

「Diversity, Inclusion, Peace.(多様性、包摂性、平和)」というスクールモットーが示すように、HISは単なる英語教育機関ではありません。世界20カ国以上から集まった生徒たちが、被爆地・広島という特別な環境のなかで、平和や国際理解について深く学び、考える――そんな他のどこにもない教育体験を提供しています。

この記事では、HISへの入学を検討されているご家族のために、学校の特色、IB教育の内容、入学手続き、学費、学校生活、卒業後の進路まで、知りたいことを丁寧にまとめました。「インターナショナルスクールって、ちょっと敷居が高い…」と感じていらっしゃる方にも分かりやすくお伝えしますので、ぜひ最後までお読みくださいね。

学校概要:広島が世界に誇る国際教育の拠点

基本情報

項目 内容
正式名称 広島インターナショナルスクール(Hiroshima International School)
設立年 1962年
所在地 〒739-1743 広島県広島市安佐北区倉掛3-49-1
対象年齢 3歳〜18歳(幼稚部〜12年生)
教育課程 IB PYP・MYP・DP(3プログラム完全実施)
使用言語 英語(日本語授業あり、EALサポートあり)
認定機関 IBO(国際バカロレア機構)、CIS(インターナショナルスクール評議会)
会員 JCIS(日本インターナショナルスクール協議会)
学期 8月下旬〜翌年6月下旬
電話 +81-82-843-4111
メール info@hiroshima-is.ac.jp
公式サイト https://www.hiroshima-is.ac.jp/

歴史と沿革

HISの歴史は1962年にさかのぼります。戦後の広島に外国人コミュニティが徐々に形成されるなか、海外赴任者や外交関係者のお子さまのための教育機関として設立されました。以来60年以上、広島の国際コミュニティの中核として、多様な文化背景を持つ子どもたちに質の高い教育を提供し続けています。

1986年には現在の安佐北区倉掛のキャンパスに移転。緑豊かな住宅地に位置する目的建築キャンパスは、森の風景を望む静かで安全な学習環境を提供しています。自然に囲まれた穏やかな環境のなかで、子どもたちはのびのびと学ぶことができるんです。

学校の理念と使命

HISが大切にしているのは、「Diversity, Inclusion, Peace.」という3つの価値観です。これは単なるスローガンではなく、日々の教育活動のあらゆる場面に息づいています。

20カ国以上から集まる生徒たちの約3分の1は、両親の国籍が異なるご家庭のお子さまです。教室のなかに自然と「多様性」が存在する環境だからこそ、子どもたちは幼い頃から異なる文化や価値観を肌感覚で理解していきます。お母さまとしては、「うちの子にもそんな環境で育ってほしい」と思われるのではないでしょうか。

そして何よりも特別なのは、「平和」という価値観です。被爆地・広島に根ざす学校だからこそ、平和教育は他のどのインターナショナルスクールよりも本質的で深いものになります。子どもたちは平和の意味を机上の知識としてではなく、街の歴史や人々の記憶を通じて心で理解するのです。

キャンパスと施設

HISのキャンパスには、子どもたちの学びと成長を支えるさまざまな施設が整っています。

  • 大型体育館 ―― 体育の授業やスポーツイベント、全校集会に使用
  • 図書館 ―― 英語・日本語の蔵書が充実
  • 音楽室 ―― 音楽の授業やアンサンブル活動に対応
  • 美術室 ―― 創作活動のための専用スペース
  • ダンススタジオ ―― 身体表現やパフォーマンス活動に活用
  • 科学実験室 ―― 本格的な実験が可能な設備を完備
  • 教科別教室 ―― MYP・DPの専門的な学習に対応した教室
  • 囲い付き遊び場 ―― 小さなお子さまも安心して遊べる環境

「学校の設備がしっかりしているかどうか」は、お子さまを通わせるうえで気になるポイントですよね。HISは決して大規模な学校ではありませんが、その分一人ひとりに目が行き届く温かみのある環境が整っています。

IB教育プログラム:3歳から18歳まで切れ目のない国際教育

HISの最大の特色のひとつが、IBの3つのプログラムすべてを提供していることです。日本国内のIB認定校のなかでも、PYP・MYP・DPの一貫教育を実施している学校は限られています。3歳で入学してから18歳で卒業するまで、途切れることのない質の高い国際教育を受けられる――これはお子さまの成長にとって、非常に大きなメリットなんです。

PYP(初等教育プログラム):3歳〜11歳(幼稒部〜5年生)

PYPは、IBが提供する3歳から11歳(幼稒部〜5年生)のお子さま向けの初等教育プログラムです。HISでは、幼稒部(Early Childhood、3〜5歳)と初等部(Primary、1〜5年生)でこのプログラムを実施しています。

探究型学習が中心

PYPの大きな特徴は、「探究型学習(inquiry-based learning)」を教育の中心に据えていることです。先生が一方的に知識を教えるのではなく、子どもたち自身が「何を学びたいか」「どうやったら一番よく学べるか」「何を学んだか」という3つの問いを軸に、主体的に学んでいきます。

「うちの子、まだ小さいのに大丈夫かしら?」と心配されるお母さまもいらっしゃるかもしれません。でもご安心ください。PYPは年齢に応じた発達段階を大切にしており、遊びのなかから自然に学ぶ要素がたっぷり組み込まれています。特に幼稒部では、お子さまの好奇心を大切にしながら、楽しく学ぶ姿勢を育んでいきます。

6つの教科横断的テーマ

年間6つの大きな「探究の単元(Units of Inquiry)」を通じて、教科の枠を超えた学びを展開します。理科、社会科、体育・健康教育などの教科内容が、意味のあるテーマのもとに統合されて学ばれます。例えば、「私たちはどのように自分自身を表現するか」というテーマでは、言語、芸術、体育がひとつの学びの流れとして結びつきます。

PYPエキシビション

5年生の最後には「PYPエキシビション」という集大成のプロジェクトに取り組みます。子どもたち自身がテーマを選び、リサーチを行い、その成果を発表する――これまで培ってきた探究の力を存分に発揮する場です。お子さまの成長を実感できる、感動的な瞬間になりますよ。

日本文化への理解

HISのPYPでは、ホスト国である日本の文化や伝統への理解と敬意を育むことも大切にしています。国際的な視野を持ちながらも、今暮らしている広島、そして日本のことを深く理解するバランスの取れた教育が実践されています。

MYP(中等教育プログラム):11歳〜16歳(6年生〜10年生)

MYPは、IBが提供する11歳から16歳(6年生〜10年生)のための中等教育プログラムです。PYPで培った探究の力を土台に、さらに高度な学術的スキルを身につけていきます。

包括的な国際カリキュラム

MYPのカリキュラムは、特定の国の教育システムに基づくものではなく、多国籍の生徒構成を反映した包括的な国際カリキュラムです。探究をベースにしながら、高校段階(DP)に必要な学術的な厳密さを段階的に導入していきます。

「中学生くらいの年齢って、勉強もだんだん難しくなってきますよね」と気になるお母さまも多いと思います。MYPでは、知識だけでなく、スキルや態度も含めたバランスの良い学びを通じて、DPで成功するための基盤をしっかりと築いていきます。

EALサポート(英語を母語としない生徒への支援)

HISの授業は日本語以外すべて英語で行われますが、英語が母語でないお子さまへのサポート体制も整っています。Secondary EAL Continuum(中等部EAL連続プログラム)を通じて、英語力にまだ不安があるお子さまもクラスのなかでしっかりとサポートを受けられます。専任のEAL教師が、お子さまの英語力の発達段階に合わせた個別指導を行ってくれるので、「うちの子、英語についていけるかしら」という心配があるご家庭でも安心です。

DP(ディプロマプログラム):16歳〜18歳(11年生〜12年生)

DPは、IBが提供する大学進学準備のための2年間のプログラムです。世界中の名門大学から高く評価されている資格で、DPを修了することで国内外の大学への進学の道が大きく開かれます。

HISで履修できる科目

DPでは、6つの科目グループから科目を選択して履修します。HISでは以下の科目が提供されています。

科目グループ 提供科目
グループ1:言語と文学 English Language and Literature(英語)、Japanese Language and Literature(日本語)
グループ2:言語習得 English Language Acquisition(英語習得)、Japanese Language Acquisition(日本語習得)
グループ3:個人と社会 Global Politics(グローバル政治)
グループ4:理科 Biology(生物)、Chemistry(化学)、Physics(物理)
グループ5:数学 Mathematics(数学)
グループ6:芸術 Music(音楽)、Visual Arts(美術)

DPコア(必修要素)

科目履修に加えて、以下の3つの必修要素(DPコア)も全生徒が取り組みます。

  • TOK(Theory of Knowledge / 知の理論) ―― 「知識とは何か」「私たちはどのようにして物事を知るのか」を考える哲学的な授業です。批判的思考力を鍛えるうえで非常に重要な科目です。
  • Extended Essay(課題論文) ―― 自分で選んだテーマについて4,000語の論文を執筆します。大学での研究に直結するスキルが身につきます。
  • CAS(Creativity, Activity, Service / 創造性・活動・奉仕) ―― 学業だけでなく、創造的な活動やスポーツ、ボランティアを通じてバランスの取れた人間を目指します。被爆地・広島で行うCASには、平和活動や地域貢献など、特別な意味があります。

SAT・TOEFLへの対応

HISでは、IBディプロマに加えて、アメリカの大学進学に必要なSATの受験にも対応しています。また、英語を母語としない生徒には必要に応じてTOEFLの受験も支援しています。これにより、日本の大学だけでなく、アメリカをはじめとする英語圏の大学への進学準備も万全です。

入学方法:年間を通じていつでも受け入れ可能

「入学のタイミングってどうなっているの?」という質問をよくいただきますが、HISの大きな魅力のひとつは、年間を通じていつでも入学を受け付けていることです。海外からの帰国や転勤など、年度途中の入学にも柔軟に対応してくれます。

また、日本の学校年度が4月始まりであることを踏まえ、4月入学も喜んで受け入れてくれます。HISの学年は8月下旬始まりですが、途中入学の場合もスムーズに馴染めるよう配慮されています。

入学手続きの流れ

入学手続きは以下のステップで進みます。

ステップ1:事前コンタクト・学校見学

まず学校に連絡をとり、できれば学校見学をされることをお勧めします。実際のキャンパスの雰囲気、先生方や生徒たちの様子を見ていただくと、お子さまに合うかどうかのイメージが湧きやすくなります。アドミッションコーディネーターの平田沙也加さんが、日本語でもお気軽にお問い合わせに対応してくださいます。

ステップ2:出願書類の提出

出願書類は英語で作成する必要がありますが、記入に困った際は学校スタッフが親切にサポートしてくれます。オンラインでの電子提出も可能ですが、署名済みの原本(写真添付)も別途学校に送付する必要があります。

必要書類一覧:

  • 入学願書(Application for Admission)※写真添付・署名入り
  • 健康調査書(Medical History)
  • 健康診断書(Physical Examination Report)
  • 推薦書(Student Recommendation)
  • 言語プロファイル(Student Language Profile)
  • 交通手段に関する申請書(Transportation Request)※必要な場合

ステップ3:校長面接

面接は、お子さまには「学校で何が好きか」「HISに何を期待しているか」を聞き、保護者の方には「なぜ国際教育を希望するか」をお伺いする場です。また、保護者やお子さまからの質問にも答えていただける最後の機会でもあります。堅苦しい試験ではないので、リラックスして臨んでくださいね。

ステップ4:入学アセスメント

入学アセスメントには2つの目的があります。ひとつはお子さまの現在の学力や理解度を把握すること、もうひとつは学習面や言語面でのサポートが必要かどうかを確認することです。「テストで落とされるのでは?」と心配されるかもしれませんが、HISのアセスメントはお子さまを評価するためではなく、最適なサポートを提供するための情報収集が主な目的です。

出願料:20,000円

幼稚部への入学について

幼稚部(Early Childhood)への入学をお考えの場合、嬉しいポイントがあります。幼児クラスは、英語の学習経験がなくても入学できます。「まだ英語は全然…」というお子さまでも、心配いりません。専門のEAL教師がしっかりサポートしてくれますし、小さなお子さまは驚くほど早く新しい言語を吸収していきます。

学費:インターナショナルスクールの教育への投資

学費は、インターナショナルスクール選びにおいて最も気になるポイントのひとつですよね。正直にお話しすると、HISの学費は決して安くはありません。でも、IB一貫教育と国際的な学習環境を考えると、お子さまの将来への価値ある投資だと思うんです。

年間授業料

学年 年間授業料
幼稒部・キンダーガーテン(3〜5歳) 1,313,000円
1年生〜8年生 1,669,000円
9年生〜12年生 1,701,000円

初年度に必要な費用(キンダーガーテン以上)

費目 金額
出願料 20,000円
入学金(Registration Fee) 220,000円
施設維持費(Facility Maintenance Fee) 110,000円

毎年発生する費用

費目 金額
年間施設使用料(Annual Capital Fee) 100,000円
EAL授業料(EAL Tuition)※対象者のみ 100,000円
スクールバス(Bus Fee)※利用者のみ 235,000円(税別)

学費の考え方

例えば、1年生で入学した場合の初年度費用は、授業料1,669,000円に入学金220,000円、施設維持費110,000円、施設使用料100,000円を加えて、約210万円程度になります。2年目以降は授業料と施設使用料を合わせて約177万円程度です。

「やっぱり高い…」と思われるかもしれません。確かに公立学校や一般的な私立学校と比べると大きな出費です。ただ、以下の点を考慮すると、決して高すぎるとは言えないのではないでしょうか。

  • IB PYP・MYP・DP一貫教育を英語で受けられる環境
  • 20カ国以上の生徒との多文化体験
  • 少人数制のきめ細かい指導
  • 世界中の大学に通用するIBディプロマの取得機会
  • EALサポートを含む手厚い言語支援
  • 平和都市・広島ならではの教育的価値

企業派遣のご家庭では、学費を会社が負担するケースも多くあります。HISでは企業スポンサー向けと個人負担向けで異なる財務規定(Financial Regulations)を用意しているので、ご自身の状況に合わせて確認されることをお勧めします。

学校生活:多文化が息づく温かなコミュニティ

日常の学校生活

HISの学校生活で最も印象的なのは、そのコミュニティの温かさです。20カ国以上から集まった生徒たちが、毎日一緒に学び、遊び、成長していく――そんな環境は、大規模校にはない親密さに満ちています。

授業は月曜日から金曜日まで。学校の開門時間は8:30で、放課後は18:00まで。英語を共通言語としながらも、廊下では様々な言語が飛び交い、昼食の時間には世界各国の食文化が自然と話題になる、そんな日常が広がっています。

言語教育:英語と日本語の二刀流

HISでは日本語の授業を除き、すべての授業が英語で行われます。しかし同時に、ホスト国の言語である日本語の学習機会も全生徒に提供されています。

DPレベルでは、グループ1(言語と文学)で日本語を選択することもできますし、グループ2(言語習得)で日本語習得を履修することもできます。つまり、英語力を伸ばしながら日本語の力も維持・向上できる環境が整っているんです。

「英語漬けの環境だと、日本語力が落ちてしまうのでは?」というお母さまの心配もよく聞きますが、HISではその点にもしっかり配慮されています。バイリンガル教育としてのバランスが考えられていますので、安心してくださいね。

EAL(英語追加言語)サポート

英語を母語としないお子さまへのサポートは、HISの大きな強みのひとつです。専任のEAL教師が在籍しており、お子さま一人ひとりの英語力の段階に合わせた支援を提供しています。

  • 少人数グループでの集中的な英語指導
  • クラス内での個別サポート
  • 安心して英語を試せる保護された学習環境
  • 段階的に通常授業への完全参加を目指す継続的プログラム

「最初は英語がほとんどできなかったけれど、半年後には友達と普通に英語で会話していた」――そんな話もよく聞きます。子どもの言語習得能力は本当にすごいものです。

課外活動(Extracurricular Activities)

学業だけでなく、HISでは多彩な課外活動も提供されています。特に注目したいのが、広島ならではの活動です。

  • 1000 Crane Club(千羽鶴クラブ) ―― 平和の象徴である折り鶴を通じた平和活動。広島ならではの特別なクラブ活動です。
  • Peace Ride(ピースライド) ―― 平和をテーマにしたサイクリングイベント。広島の平和の歴史を体感する体験活動です。

そのほかにも、スポーツ、音楽、アートなど幅広い活動が用意されています。学年末にはBonfire Night(ボンファイアナイト)やFestive Eve(フェスティブ・イブ)といった学校行事も行われ、コミュニティ全体で楽しむ温かいイベントが充実しています。

PTAと保護者コミュニティ

HISではPTA活動も活発です。保護者同士のつながりは非常に強く、新しいご家庭が加わった際には温かく迎え入れる文化が根づいています。異国の地で子育てをする不安を共有し、助け合えるネットワークがあることは、お母さまにとっても心強いのではないでしょうか。

平和教育:広島だからこそ実現する特別な学び

HISの教育を語るうえで、「平和教育」は絶対に外せないテーマです。ここでの学びは、教科書の中だけの話ではありません。

被爆地・広島が教えてくれること

広島は、1945年8月6日に人類史上初めて原子爆弾が投下された街です。そこに学校があるということは、子どもたちが平和について考える機会が日常のなかに自然と存在するということです。

平和記念公園への訪問、被爆者の方のお話を聞く機会、8月6日の平和記念式典への参加――これらは広島に暮らすからこそ可能な、かけがえのない教育体験です。

IBの理念と広島の精神の融合

IBの教育理念には「平和で、よりよい世界を築くことに貢献する、探究心、知識、思いやりに富んだ若者を育てる」という目標があります。この理念と、広島が世界に発信し続ける「平和のメッセージ」は、驚くほど自然に結びつきます。

DPのCAS(創造性・活動・奉仕)活動で平和関連のプロジェクトに取り組んだり、TOK(知の理論)の授業で「平和とは何か」を多角的に議論したり――HISの生徒たちは、IBの学びを通じて平和の意味を深く考え、行動に移していきます。

お子さまがこのような環境で学ぶことは、学力向上だけでなく、一人の人間としての成長にとって計り知れない価値があると思いませんか?

進路・卒業後の進学先:世界中の大学への扉が開く

IB Diploma の高い合格率

HISは、IBディプロマにおいて高い成功率を誇っています。学校の発表によると、過去のDP履修者は非常に高い割合でIBディプロマを取得しており、このことが国内外の大学への進学を大きく後押ししています。

卒業生の進学先

HISの卒業生は、日本国内はもちろん、世界各国の大学に進学しています。学校の公式情報によると、以下のような進学実績があります。

日本国内の大学:

  • 立命館大学
  • 早稲田大学
  • 同志社大学
  • 早稲田大学国際教養学部(SILS)
  • 上智大学

海外の大学(国別):

  • アメリカ合衆国
  • イギリス
  • オーストラリア
  • カナダ
  • 韓国
  • エストニア

少人数制だからこそ、一人ひとりの進路希望に合わせたきめ細かい進学指導が可能です。お子さまが「この大学に行きたい」と言ったとき、それが日本の大学であっても海外の大学であっても、しっかりとサポートしてもらえる体制が整っています。

IBディプロマの国際的な評価

IBディプロマは、世界中の大学入試で高く評価されている国際的な資格です。日本国内でも、多くの大学がIBスコアを入試に活用するようになっています。特にグローバル入試や帰国生入試では、IBディプロマが非常に有利に働きます。

「IBを取っておくと、進学の選択肢が格段に広がるんですよ」――これは多くのIB校関係者が口を揃えるポイントです。HISでDPを修了すれば、お子さまの未来の選択肢はグッと広がります。

よくある質問(FAQ):お母さまが気になるリアルな疑問にお答えします

Q1. 英語力がまだ十分でないのですが、入学できますか?

A. はい、特に幼稚部(Early Childhood)は英語の学習経験がなくても入学可能です。専門のEAL教師がお子さまの英語力に合わせてサポートしてくれます。小さなお子さまほど、新しい言語環境への適応が早いです。小学部以上でも、EALサポートが充実しているため、英語力に不安がある場合もまずは学校にご相談ください。

Q2. 日本の学校年度(4月始まり)の途中でも入学できますか?

A. はい、HISは年間を通じていつでも入学を受け付けています。HISの学年は8月下旬開始ですが、4月入学も大歓迎です。海外からの帰国や転勤など、さまざまな事情に柔軟に対応してくれます。入学を希望する月の3カ月前までに手続きを開始されることをお勧めします。

Q3. 日本人の子どもでも通えますか?

A. もちろんです。HISはすべての文化的背景を持つ家庭を歓迎しています。日本国籍のお子さまも多く在籍していますし、日本語の授業もカリキュラムに組み込まれています。「国際的な環境で子どもを育てたい」というご家庭であれば、国籍に関係なく入学を検討できます。

Q4. 通学手段はどうなっていますか?

A. HISではスクールバスサービスを提供しています(年間235,000円・税別)。キャンパスは広島市安佐北区の静かな住宅地にあり、自然に囲まれた環境です。バスの利用を希望する場合は、入学手続きの際にTransportation Requestを提出してください。

Q5. 授業料の分割払いはできますか?

A. 学費の支払い方法については、学校の財務規定(Financial Regulations)に詳しく記載されています。企業派遣のご家庭向けと個人負担のご家庭向けで異なる規定が用意されているので、ご自身の状況に合った情報を確認できます。詳しくは学校のアドミッションオフィスにお問い合わせください。

Q6. 卒業後、日本の大学にも進学できますか?

A. はい、もちろんです。IBディプロマは日本の多くの大学で入試に活用されています。HISの卒業生は早稲田大学、上智大学、立命館大学、同志社大学など、国内の名門大学に進学しています。海外大学への進学も手厚くサポートされます。

Q7. 学校の規模はどのくらいですか?

A. HISは比較的小規模な学校です。そのため、先生が一人ひとりの生徒をしっかりと把握でき、きめ細かい指導が可能です。「大きな学校で埋もれてしまうのでは」という心配がなく、お子さまの個性や才能をしっかり伸ばしてもらえる環境です。

Q8. オープンキャンパスはありますか?

A. はい、HISでは定期的にオープンキャンパスを開催しています。実際にキャンパスを訪れ、先生や在校生と交流し、学校の雰囲気を体感できる貴重な機会です。日程は学校の公式サイトで告知されますので、ぜひチェックしてみてください。個別の学校見学も随時受け付けていますので、まずはお気軽にお問い合わせくださいね。

Q9. 他のインターナショナルスクールとHISの違いは何ですか?

A. HISの最大の特色は、3つのIBプログラム(PYP・MYP・DP)すべてを提供する一貫校であること、そして「平和都市・広島」という特別なロケーションです。60年以上の歴史に裏打ちされた教育の質、少人数制のきめ細かい指導、そして多様な国籍の生徒が織りなす温かなコミュニティも大きな魅力です。東京や大阪のインターナショナルスクールに比べてコミュニティの結びつきが強く、家族ぐるみの温かい関係が築けるのも広島ならではです。

Q10. 広島に転勤になったのですが、子どもの教育が心配です。HISはどうですか?

A. 広島への転勤で「子どもの教育環境をどうしよう」と悩まれるご家庭は少なくありません。HISは1962年からまさにそういったご家庭を支えてきた学校です。年間を通じた入学受付、充実したEALサポート、温かな保護者コミュニティなど、転勤族のご家庭が安心して新生活をスタートできる環境が整っています。まずは学校にご連絡いただければ、丁寧に対応してくれますよ。

アクセスと周辺環境

キャンパスへのアクセス

HISのキャンパスは広島市安佐北区倉掛3-49-1にあります。広島市の北部に位置する静かな住宅地で、森の緑に囲まれた穏やかな環境です。

  • スクールバス ―― 広島市内の主要エリアから運行(年間235,000円・税別)
  • 自家用車 ―― キャンパスに駐車スペースあり

都市部の喧騒から離れた静かな環境は、お子さまが集中して学ぶのに最適です。「自然のなかでのびのび育ってほしい」というご家庭にぴったりの立地だと思います。

広島で暮らすということ

広島は、平和記念都市として世界的に知られると同時に、暮らしやすさでも高い評価を受けている街です。

  • 自然環境 ―― 瀬戸内海と中国山地に囲まれた温暖な気候
  • 食文化 ―― お好み焼き、牡蠣、もみじ饅頭など豊かな食の文化
  • 交通の便 ―― 広島駅から新幹線で東京まで約4時間、大阪まで約1.5時間
  • 生活コスト ―― 東京に比べて家賃や物価が抑えめで、家計にやさしい
  • 国際コミュニティ ―― 外国人居住者向けのサポートやイベントが充実

「広島って住みやすいの?」と不安に思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、実は子育て世代にとって非常に魅力的な街なんです。東京や大阪のような大都市とは違った、ゆとりある生活を送りながら、世界レベルの国際教育をお子さまに受けさせることができる――これは広島ならではの大きなメリットです。

まとめ:広島で世界水準のIB教育を受ける価値

広島インターナショナルスクール(HIS)は、1962年の設立以来60年以上にわたり、平和都市・広島で世界水準の国際教育を提供し続けてきた伝統ある学校です。

この記事でお伝えしてきたHISの魅力を、改めてまとめさせていただきますね。

  • IB3プログラム完全実施 ―― PYP・MYP・DPの一貫教育で、3歳から18歳まで切れ目のない国際教育
  • 60年以上の歴史と実績 ―― 1962年設立、1986年に現キャンパスへ移転。長年の経験に裏打ちされた教育の質
  • 世界20カ国以上の多様なコミュニティ ―― 真の多文化環境で育む国際感覚
  • 平和都市・広島ならではの教育 ―― 他のどの学校にもない、平和を実感する学びの環境
  • 充実したEALサポート ―― 英語初心者でも安心して学べる手厚い言語支援
  • 少人数制のきめ細かい指導 ―― 一人ひとりの個性を大切にする温かな教育
  • 世界中の大学への進学実績 ―― 日本の名門大学から海外の大学まで、幅広い進学先
  • 年間を通じた柔軟な入学受付 ―― 転勤や帰国にも対応する柔軟な入学制度
  • CIS・JCIS認定の国際的な信頼性 ―― 複数の国際認定機関による品質保証

「国際教育を受けさせたいけれど、東京じゃないと無理かな…」と思っていらっしゃるお母さま、お父さま。広島にはHISという素晴らしい選択肢があります。平和の街・広島で、世界中から集まった仲間たちと共に学び、成長する――そんな経験は、お子さまの人生にとって何にも代えがたい財産になるはずです。

まずは、オープンキャンパスや学校見学で、HISの雰囲気を実際に体感してみてください。平田沙也加さんをはじめとするアドミッションスタッフが、日本語でも丁寧に対応してくださいます。お子さまの未来のために、最初の一歩を踏み出してみませんか?

お問い合わせ先:

※本記事の情報は、広島インターナショナルスクール公式サイトおよび公開情報に基づいて作成しています。最新の情報や詳細については、必ず学校に直接お問い合わせください。学費やプログラム内容は変更される場合があります。

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