はじめに
神奈川県横浜市で歴史と伝統を重んじながら最先端の国際教育をお求めの保護者の皆様にとって、サンモール・インターナショナルスクール(Saint Maur International School)は他に類を見ない特別な選択肢です。1872年にフランス系カトリック修道会によって設立されたこの学校は、日本最古の現存する国際学校として153年間の歴史を誇り、現在約470名の生徒が学んでいます。アジアで最も歴史ある国際学校として、モンテッソーリ教育、国際初等カリキュラム(IPC)、IGCSE、そして国際バカロレア(IB)ディプロマプログラムまでの包括的な教育を提供し、41の国と地域からの多様な生徒たちが7:1という理想的な生徒対教師比率の下で学び、100%の大学進学率という卓越した成果を上げています。
サンモール・インターナショナルスクールの歴史的背景
153年の伝統を誇る日本最古の国際学校
サンモール・インターナショナルスクールは、1872年(明治5年)にフランス系カトリック修道会「幼きイエズス会」によって設立されました。日本が本格的な近代化を始めた明治時代初期に、既に国際的な視野を持った教育機関として横浜の地で産声を上げたこの学校は、アジア全体でも最も古い現存する国際学校という稀有な地位を占めています。
創設者である幼きイエズス会は、1662年にフランスで設立されたカトリック系女子修道会で、世界各地での教育事業に従事していました。横浜での学校設立は、開港により国際化が進む日本において、西洋式教育へのニーズの高まりと、在留外国人子女の教育需要に応えるものでした。
横浜山手の歴史的立地
学校が位置する横浜市中区山手町83番地は、開港以来の外国人居留地として知られる歴史的な地域です。明治期から昭和初期にかけて多くの外国人が居住したこの地区は、現在でも異国情緒溢れる街並みが保存されており、サンモール・インターナショナルスクールはこの貴重な国際的文化遺産の中核を成す存在として、地域の歴史と文化の継承者としての役割も果たしています。
時代を超えた教育革新の先駆者
153年間の歴史を通じて、サンモール・インターナショナルスクールは常に教育革新の最前線に立ってきました。モンテッソーリ教育、国際初等カリキュラム(IPC)、IGCSE、国際バカロレア(IB)プログラムなど、世界的に認められた教育手法をいち早く導入し、それぞれの時代の教育ニーズに応えてきた実績があります。
現在の学校概要と基本情報
学校の基本データ
現在のサンモール・インターナショナルスクールは、2歳半から18歳までの幅広い年齢層を対象とした男女共学の国際学校として運営されています。全校生徒数は約470名で、以下のような学年構成となっています:
- 初等部(K-5):約220名
- 中等部(6-8):約110名
- 高等部(9-12):約140名
生徒対教師比率は7:1という極めて恵まれた環境で、個別配慮の行き届いた質の高い教育を実現しています。この比率は国際的に見ても非常に優秀で、一人ひとりの生徒に対するきめ細かい指導を可能にしています。
多文化共生環境
サンモール・インターナショナルスクールの最大の特色の一つは、その圧倒的な国際的多様性です。41の国と地域から集まった生徒たちが形成するコミュニティは、真の意味での国際理解と多文化共生の実践の場となっています。この環境は、生徒たちが自然な形で異なる文化や価値観に触れ、グローバルな視野と柔軟な思考力を身につける絶好の機会を提供しています。
包括的な教育プログラム
年齢に応じた最適な教育プログラム
サンモール・インターナショナルスクールでは、各年齢段階に最も適した世界水準の教育プログラムを提供しています:
モンテッソーリ幼児教育(2歳半~5歳)
幼児期には、マリア・モンテッソーリ博士が開発した教育法を採用しています。子どもの自然な学習意欲と好奇心を最大限に活かし、「教具」を用いた自主的な学習を通じて、集中力、独立性、創造性を育成します。多言語環境の中で、英語、フランス語、日本語に自然に触れることで、言語感覚と国際感覚を同時に培います。
国際初等カリキュラム(IPC, 1-5年生)
初等部では、国際初等カリキュラム(International Primary Curriculum, IPC)を採用しています。IPCは世界90カ国以上で実施されている革新的な初等教育プログラムで、学習内容と学習方法の両面で国際的な基準を満たしています。探究型学習を基盤とし、教科を横断した統合的な学習により、知識の習得とスキルの向上を同時に実現します。
IGCSE(International General Certificate of Secondary Education, 9-10年生)
中等教育では、英国ケンブリッジ大学国際試験機構が提供するIGCSEプログラムを実施しています。IGCSEは世界160カ国以上で認められている国際的な中等教育資格で、批判的思考力、問題解決能力、コミュニケーション能力の向上に重点を置いています。生徒たちは幅広い科目から選択し、個々の興味と能力に応じたカリキュラムを構築できます。
国際バカロレア(IB)ディプロマプログラム(11-12年生)
高等部では、国際バカロレア(IB)ディプロマプログラムを提供しています。IBディプロマは世界の主要大学で入学資格として認められており、サンモール・インターナショナルスクールの生徒たちは日本国内外の一流大学への進学において大きなアドバンテージを持っています。
IBディプロマプログラムの詳細
プログラム構成
IBディプロマプログラムは、以下の要素で構成されています:
- 6つの教科群:言語と文学、言語習得、個人と社会、理科、数学、芸術から各1科目を選択
- 知の理論(TOK):批判的思考と知識の本質について探究
- 課題論文(EE):4,000語の独立研究論文
- 創造性・活動・奉仕(CAS):全人的成長を目指す課外活動
アドバンスト・プレースメント(AP)プログラム
IBディプロマプログラムに加えて、サンモール・インターナショナルスクールではアドバンスト・プレースメント(AP)プログラムも提供しています。APプログラムは米国の大学レベルのコースを高校生が履修できるプログラムで、優秀な成績で修了すると米国の大学で単位として認定される場合があります。
卓越した学業成績と進学実績
100%の大学進学率
サンモール・インターナショナルスクールの最も誇るべき成果の一つは、100%の4年制大学・カレッジ進学率です。この数字は、同校の教育の質の高さと進路指導の充実を如実に示しています。生徒一人ひとりの能力と志望に応じた綿密な進路指導により、全ての生徒が自分に最適な高等教育機関への進学を実現しています。
世界各国の名門大学への進学
サンモール・インターナショナルスクールの卒業生たちは、IBディプロマとIGCSEの国際的認知度を活かし、以下のような世界各国の名門大学に進学しています:
- 北米:アイビーリーグ校、カナダの主要大学
- ヨーロッパ:英国のオックスフォード大学、ケンブリッジ大学、ロンドン大学群、フランス・ドイツの国際的大学
- アジア太平洋:日本の旧帝大、早慶上智、オーストラリアのGroup of Eight
- その他:国際関係・開発分野の専門機関
個別進路指導の充実
高い進学実績を支えているのは、サンモール・インターナショナルスクールの包括的な進路指導体制です。専門のカレッジガイダンスカウンセラーが生徒一人ひとりと密接に連携し、以下のようなサポートを提供しています:
- 個別カウンセリング:生徒の興味、能力、将来目標に基づく進路相談
- 大学情報提供:世界各国の大学情報と入学要件の詳細解説
- 出願支援:願書作成、エッセイ指導、推薦状作成支援
- 面接準備:大学面接や奨学金面接の対策指導
- 奨学金情報:各種奨学金制度の紹介と申請支援
入学案内と要件
入学方針
サンモール・インターナショナルスクールは、国籍や宗教に関わらずすべての生徒を歓迎する包括的な入学方針を採用しています。カトリック系学校としての伝統と価値観を大切にしながらも、多様な文化的・宗教的背景を持つ生徒たちが共に学び、成長できる環境づくりに努めています。
入学選考プロセス
入学を希望する生徒は、以下の選考プロセスを経る必要があります:
- 入学申請:オンライン申請フォームによる事前申請
- 学力評価:年齢と学年に応じた学力測定テスト
- 個人面接:生徒の人格、学習意欲、学校適応性の評価
- 保護者面接:家庭の教育方針と学校理念の整合性確認
- 書類審査:前在籍校の成績証明書、推薦状等の総合評価
入学時期と手続き
サンモール・インターナショナルスクールでは、9月の新学年開始に合わせた入学が原則ですが、年度途中での編入学も定員に空きがある場合は受け入れています。入学手続きは以下のスケジュールで行われます:
- 10月~1月:翌年度入学申請受付
- 2月~3月:入学選考(テスト・面接)
- 4月:合格発表・入学手続き
- 8月:新入生オリエンテーション
- 9月:新学年開始
学費構造と費用(2022-2023年度基準)
入学時の一時費用
サンモール・インターナショナルスクールの入学時に必要な一時費用は以下の通りです:
- 申請料:35,000円(返金不可)
- 登録料:950,000円(生徒一人につき、返金不可)
- キャンパス開発・維持基金:250,000円(一時費用)
- 年間保護者会費:10,000円(家族単位)
年間学費
年間学費は学年によって異なり、詳細な金額は学校に直接お問い合わせいただく必要があります。学費には以下のサービスが含まれています:
- 授業料:全科目の教育費用
- 教材費:教科書、教材、学習リソース
- 施設利用料:図書館、実験室、体育館等の利用
- 技術料:コンピューター、インターネット環境
- 基本的課外活動費:クラブ活動、課外プログラム参加費
追加費用
基本学費以外に必要となる可能性のある費用:
- 制服・体操服:指定業者からの購入
- 昼食費:カフェテリア利用の場合
- スクールバス:利用する場合の交通費
- 特別課外活動:有料プログラム参加費
- 国際試験受験料:IGCSE、IB試験等の受験料
充実した施設・設備
歴史的建造物と現代的設備の融合
サンモール・インターナショナルスクールのキャンパスは、横浜山手の歴史的な環境の中に位置し、伝統的な建築美と現代的な教育設備が見事に融合した独特な空間を形成しています。153年の歴史を感じさせる重厚な建物から最新のテクノロジーを駆使した教室まで、多様な学習環境が整備されています。
主要教育施設
- 図書館・学習リソースセンター:多言語資料と最新のデジタルリソースを備えた包括的学習支援施設
- 理科実験室:物理、化学、生物の専門実験設備を完備
- コンピューターラボ:最新IT機器とソフトウェアによるデジタルリテラシー育成空間
- 美術・音楽スタジオ:創造性を育む専門的芸術教育施設
- 多目的ホール:学校行事、演劇、音楽発表会等に対応
- カフェテリア:国際色豊かなメニューを提供する食事施設
体育・運動施設
- 体育館:バスケットボール、バレーボール等の屋内スポーツ対応
- 屋外運動場:サッカー、陸上競技等の屋外スポーツ活動
- テニスコート:専用テニス施設
- フィットネスルーム:体力向上とヘルスケア教育
特別学習施設
- 語学ラボ:多言語学習支援設備
- 宗教学習室:カトリック教育と宗教間対話の場
- 個別学習支援室:特別な学習ニーズに対応
- カウンセリングルーム:生徒の心理的サポート施設
豊富な課外活動プログラム
学業と並行した全人教育
サンモール・インターナショナルスクールでは、学業成績の向上だけでなく、生徒の全人的成長を重視した豊富な課外活動プログラムを提供しています。これらの活動は、IBディプロマプログラムのCAS(創造性・活動・奉仕)要素とも密接に連携し、生徒たちの包括的な成長を支援しています。
アスレチック・プログラム
体育・スポーツ活動は、身体的健康の維持向上だけでなく、チームワーク、リーダーシップ、フェアプレー精神の育成においても重要な役割を果たしています:
- 団体競技:バスケットボール、バレーボール、サッカー、野球
- 個人競技:テニス、陸上競技、水泳、体操
- シーズンスポーツ:季節に応じた多様な競技体験
- 学校間競技:他校との交流試合・大会参加
芸術・文化活動
芸術教育は創造性と表現力の育成において不可欠な要素です:
- 音楽プログラム:合唱団、オーケストラ、ジャズバンド
- 演劇活動:年間複数回の演劇公演
- 美術クラブ:絵画、彫刻、デジタルアート
- 文学・出版:校内文学誌、年鑑制作
奉仕・社会貢献活動
カトリック系学校の伝統として、社会奉仕への参加を重視しています:
- 地域ボランティア:横浜市内の福祉施設、環境保護活動
- 国際支援:途上国支援、災害復興支援プロジェクト
- チャリティ活動:年間を通じた募金・啓発活動
- 教育支援:識字教育、学習支援ボランティア
学術・文化クラブ
知的好奇心を満たし、専門分野を深く探究する機会を提供:
- 国際模擬国連:Model United Nations参加
- ディベートクラブ:論理的思考力とコミュニケーション能力向上
- ロボティクス:STEM教育の実践的プログラム
- 環境クラブ:持続可能性と環境保護への取り組み
多言語教育と国際理解
包括的多言語教育プログラム
サンモール・インターナショナルスクールでは、グローバル社会で活躍するために不可欠な多言語能力の育成に特に力を入れています。フランス系修道会によって設立された歴史的背景を活かし、英語を基盤としながらも、フランス語、スペイン語、日本語の学習機会を豊富に提供しています。
言語学習の段階的アプローチ
- 幼児期(モンテッソーリ):自然な言語環境での多言語露出
- 初等部(IPC):英語による教科学習と第二言語としての日本語・フランス語
- 中等部(IGCSE):言語と文学、言語習得の体系的学習
- 高等部(IB):高度な言語能力と文学的理解の達成
文化理解プログラム
単なる言語学習を超えて、各言語圏の文化と歴史への深い理解を促進:
- 文化交流イベント:国際フードフェア、文化祭、伝統芸能体験
- 交換留学:提携校との短期・長期交換プログラム
- 海外研修旅行:フランス、スペイン語圏諸国での現地体験学習
- ゲストスピーカー:各国の外交官、研究者、芸術家による特別講演
カトリック教育の価値と現代的適用
普遍的価値の追求
サンモール・インターナショナルスクールのカトリック教育は、特定の宗教への改宗を目的とするものではなく、人間の尊厳、正義、平和、愛といった普遍的価値の理解と実践を重視しています。これらの価値は、国籍、宗教、文化的背景を問わず、すべての生徒にとって有意義な人生の指針となります。
宗教教育プログラム
宗教教育は単なる教義の学習ではなく、以下のような多面的アプローチを採用:
- 比較宗教学:世界の主要宗教の理解と宗教間対話
- 倫理哲学:道徳的思考力と判断力の育成
- 社会正義:現代社会の課題に対する宗教的視点
- 奉仕学習:理論と実践を結ぶ体験的学習
精神的成長と人格形成
カトリック教育の核心は、知的能力の向上と並行した精神的成長と人格形成にあります:
- 内省と瞑想:静寂の時間を通じた自己理解の深化
- 共感と思いやり:他者への理解と支援の精神
- 責任感と誠実さ:自己の行動に対する責任ある態度
- 感謝と謙遜:恵まれた環境への感謝と謙虚な学習姿勢
保護者コミュニティと学校運営
協働的教育コミュニティ
サンモール・インターナショナルスクールでは、保護者を教育パートナーとして位置づけ、学校・生徒・保護者の三者が協力して子どもたちの成長を支える協働的な教育コミュニティを形成しています。41の国と地域からの多様な家庭が参加するこのコミュニティは、互いの文化を尊重し合いながら共通の教育目標に向かって協力しています。
保護者支援グループ(PSG)
保護者支援グループは、学校運営への保護者参加の中核組織として以下の活動を行います:
- 教育支援:教室でのボランティア活動、課外活動サポート
- 文化交流:国際フードフェア、文化祭の企画運営
- 募金活動:チャリティ委員会との連携による社会貢献
- 新家族支援:新入生家族のオリエンテーションとメンタリング
大人教育プログラム
保護者と地域住民を対象とした生涯学習機会の提供:
- 語学講座:英語、フランス語、日本語の成人向けクラス
- 文化講座:芸術、歴史、文学に関する教養講座
- 子育てセミナー:国際的環境での子育て支援
- キャリア支援:転職・起業支援、ネットワーキング
同窓生ネットワークと継続的つながり
世界に広がる同窓生コミュニティ
153年の歴史を持つサンモール・インターナショナルスクールは、世界各地で活躍する数多くの同窓生を輩出しています。これらの同窓生たちは、各分野でリーダーシップを発揮し、学校の名声と伝統を継承し続けています。同窓生ネットワークは、現役生徒たちにとって貴重なメンターシップとキャリア支援の源泉となっています。
同窓生支援プログラム
- メンターシップ:同窓生による現役生徒の進路指導・相談
- インターンシップ:同窓生企業での職業体験機会
- ゲスト講演:各分野の専門家としての経験共有
- ネットワーキング:地域別・業界別同窓生会の開催
継続的関係維持
- 年次同窓会:世界各地での同窓生再会イベント
- 通信・出版:同窓生向けニュースレター、年次報告書
- 寄付・支援:奨学金制度、設備拡充への協力
- 大学進学支援:同窓生による推薦状作成、面接対策
持続可能性教育と社会責任
環境教育と持続可能性への取り組み
サンモール・インターナショナルスクールでは、国連の持続可能な開発目標(SDGs)を教育活動の中核に位置づけ、生徒たちが地球市民としての責任を理解し、実践できるよう指導しています。153年の歴史を持つ学校として、次世代への責任ある教育を重視しています。
環境保護プログラム
- グリーンキャンパス:再生可能エネルギー、廃棄物削減、リサイクル
- 有機農園:校内菜園での実践的環境学習
- 自然保護活動:横浜市内の自然環境保護プロジェクト参加
- 研究プロジェクト:環境問題に関する調査研究活動
社会貢献活動
カトリック系学校の伝統に基づく積極的な社会貢献:
- 地域支援:横浜市内の高齢者施設、障害者支援施設でのボランティア
- 国際協力:フィリピン、カンボジア等での教育支援プロジェクト
- 災害復興:東日本大震災復興支援、熊本地震復興支援
- 人権啓発:差別撤廃、多様性促進の啓発活動
テクノロジー活用と21世紀型教育
デジタル技術統合教育
伝統ある学校でありながら、サンモール・インターナショナルスクールは最新のテクノロジーを教育に積極的に活用し、21世紀に必要なデジタルリテラシーの育成に取り組んでいます。ただし、技術の活用は常に教育目標と人間的価値の実現を前提として行われます。
技術統合プログラム
- 1:1デバイス環境:生徒一人ひとりへのタブレット・ラップトップ配布
- クラウド学習環境:Google Workspace for Education活用
- プログラミング教育:Scratch、Python、Java等の段階的学習
- デジタル創作:映像制作、ウェブデザイン、3Dモデリング
デジタルシティズンシップ教育
技術の適切で責任ある使用方法の教育:
- インターネット安全:サイバーセキュリティとプライバシー保護
- デジタルエチケット:オンラインコミュニケーションのマナー
- 情報リテラシー:信頼できる情報源の識別と批判的評価
- 著作権理解:知的財産権の尊重と適切な引用
健康とウェルビーイング
包括的健康教育
サンモール・インターナショナルスクールでは、生徒の身体的、精神的、社会的ウェルビーイング(幸福感)の向上を教育の重要な目標として位置づけています。カトリック教育の全人的アプローチに基づき、知的成長と並行した健康的な生活習慣の形成を支援しています。
体育・健康プログラム
- 体系的体育教育:年齢に応じた運動技能向上と体力増進
- 栄養教育:バランスの取れた食生活の理解と実践
- 健康検診:定期的な健康診断とフォローアップ
- 応急処置教育:基本的な救急法とセルフケア技術
心理的サポート体制
- スクールカウンセラー:専門カウンセラーによる個別相談
- ピアサポート:生徒同士の相互支援システム
- ストレスマネジメント:健康的なストレス対処法の学習
- 危機介入:緊急時の心理的支援体制
特別支援と個別配慮
インクルーシブ教育の実践
サンモール・インターナショナルスクールは、すべての生徒が持つ多様な学習ニーズに対応するため、包括的な特別支援体制を整備しています。カトリック教育の「一人ひとりの尊厳」を重視する価値観に基づき、学習に困難を抱える生徒から特別な才能を持つ生徒まで、個々のニーズに応じた適切な支援を提供しています。
学習支援プログラム
- 学習困難支援:読字障害、注意欠陥等への専門的サポート
- 言語支援:英語追加言語(EAL)プログラム
- 才能育成:特別な才能を持つ生徒への発展的学習機会
- 個別教育計画:一人ひとりの需要に応じたカスタマイズ教育
多文化対応
- 文化適応支援:新しい文化環境への適応サポート
- 母語維持:母語能力の維持・向上プログラム
- 宗教的配慮:多様な宗教的背景への理解と対応
- 家族支援:多文化家庭への包括的サポート
アクセスと周辺環境
横浜山手の歴史的立地
サンモール・インターナショナルスクールが位置する横浜市中区山手町83番地は、日本の近代化とともに歩んできた歴史的に重要な地域です。1859年の横浜開港以来、多くの外国人が居住し、国際的な文化が花開いたこの地域は、現在でも歴史的建造物と美しい街並みが保存された特別な環境を提供しています。
交通アクセス
学校へのアクセスは以下の交通手段が利用可能です:
- JR根岸線:石川町駅下車徒歩10分、関内駅下車徒歩15分
- みなとみらい線:元町・中華街駅下車徒歩8分
- 市営バス:「山手」バス停下車徒歩3分
- 自家用車:首都高速・横羽線「横浜公園」出口から約10分
周辺の教育・文化環境
山手地区周辺には豊富な教育・文化資源が集積しており、学校教育を補完する貴重な学習機会を提供:
- 横浜美術館:近代・現代美術の鑑賞機会
- 山手西洋館:歴史的建造物群での文化学習
- 外国人墓地:国際的な歴史への理解
- 港の見える丘公園:自然環境での野外学習
- 中華街:多文化理解の実践的学習場
サマースクールと継続教育プログラム
夏季集中プログラム
サンモール・インターナショナルスクールでは、2025年6月16日から7月4日まで、2歳半から高校3年生までを対象としたサマースクールプログラムを実施しています。このプログラムは、在校生だけでなく、外部からの参加者も歓迎する開放的なプログラムとして運営されています。
プログラム内容
- アカデミック強化:主要教科の復習・予習、発展学習
- 語学集中コース:英語、フランス語、日本語の集中学習
- STEM教育:科学実験、プログラミング、ロボティクス
- 芸術創作:美術、音楽、演劇の集中ワークショップ
- スポーツキャンプ:水泳、テニス、サッカー等の技能向上
- 文化体験:茶道、書道、伝統工芸等の日本文化学習
入学準備プログラム
サマースクールは、サンモール・インターナショナルスクールへの入学を検討している生徒や保護者にとって、学校の教育環境と方針を直接体験する絶好の機会でもあります。プログラム参加を通じて、学校生活への適応性や学習レベルを事前に確認することができます。
まとめ:伝統と革新が融合する卓越した国際教育
サンモール・インターナショナルスクールは、1872年の設立から153年間にわたって蓄積された教育の叡智と、常に時代の最前線を歩む革新的な教育プログラムを見事に融合させた、世界でも稀有な教育機関です。日本最古、アジア最古の国際学校としての誇りある伝統と、IBディプロマプログラム、IGCSE、IPC、モンテッソーリ教育という世界水準の現代的教育プログラムが調和し、他では得られない唯一無二の学習環境を実現しています。
約470名の生徒が41の国と地域から集まる真の国際的学習コミュニティ、7:1という理想的な生徒対教師比率による個別配慮の充実、100%の大学進学率が証明する卓越した教育成果、そして横浜山手の歴史的環境の中での学校生活。これらすべてが相乗効果を生み出し、生徒一人ひとりが知的、精神的、社会的に最大限の成長を遂げられる教育環境を提供しています。
カトリック教育の普遍的価値に基づきながらも、多様な宗教的・文化的背景を持つ生徒たちを温かく受け入れる包容力、伝統的な人文教育と最新のSTEM教育を統合したバランスの取れたカリキュラム、そして世界各国の名門大学への確実な進学実績。サンモール・インターナショナルスクールは、お子様の可能性を最大限に引き出し、真のグローバルリーダーとして育成する理想的な教育環境を提供する学校です。
神奈川県で最高水準の国際教育をお求めの保護者の皆様にとって、153年の歴史が培った教育の深みと現代的な国際教育の最前線が交差するサンモール・インターナショナルスクールは、お子様の人生を豊かにする確かな選択となることでしょう。
お問い合わせ先
サンモール・インターナショナルスクール
住所:〒231-8654 神奈川県横浜市中区山手町83
ウェブサイト:www.stmaur.ac.jp
Instagram:@saintmaur1872
Facebook:Saint Maur International School
入学に関するご相談、学校見学、サマースクールのお申し込みについては、学校ウェブサイトのオンライン申請フォームまたは直接学校までお問い合わせください。153年の歴史と伝統が息づく国際的な学習環境で、お子様をお迎えできることを心よりお待ちしております。
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