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「Show & Tell」ってなに?
Show & Tell(ショー・アンド・テル) は、子どもが「お気に入りの物・写真・作品などを持ち寄り、その背景や思いをクラスの仲間に語る」活動です。PYP(Primary Years Programme/3〜12 歳対象)の学校でも実施されることがありますが、実施の有無や頻度は学校によって異なるため、各校の学級案内や年間計画で確認しましょう。発表活動は、IB の「学習者像(Learner Profile)」にある Communicator(よく伝え合う人) や Risk-taker(挑戦する人) と関連づけて設計することもできます。
1 | 実施例:どんな流れで行うの?
| ステージ | 活動の例 | 意識できること |
|---|---|---|
| ① 事前準備 | 家庭で「見せたい物」を選び、背景や思い出を家族と話し合う | 自分で選ぶこと、情報を整理すること |
| ② リハーサル | 家族相手に発表を練習する。ポスターやスライドを作る場合も | 発表の構成や時間配分 |
| ③ クラス発表 | 自己紹介・物の紹介・理由の説明、質疑応答など | 話すこと、聞くこと、質問に応じて考えること |
| ④ フィードバック | 友達や先生が「良かった点・もっと聞きたい点」をコメントする場合も | 感想や質問を受け止めること |
| ⑤ 振り返り | 感想を書いたり、録画を見直したりする場合も | 自分の発表を振り返ること |
これは一例です。時間や発表形式、振り返りの方法は学校や教師によって異なります。
幼児向けには、玩具や絵本を見せる形なども一例として考えられます。実際の進め方は、各校の年齢別方針を確認しましょう。
2 | 学びのねらいをもう少し深掘り
- 言語スキル
- 語彙を使ったり、順序立てて話したりする練習として設計できます。
- 概念理解
- 教師が活動を設計する場合は、PYP の教科横断テーマなどと関連づけ、物の「機能」「由来」「文化的背景」を探究する例も考えられます。(ibconsortium.mext.go.jp)
- ATL(Approaches to Learning)スキル
- 活動の設計によっては、コミュニケーション・リサーチ・自己管理などを練習する機会にできます。
- 国際理解と多様性
- 各家庭の文化や価値観を共有し、相互理解につなげる活動として設計することもできます。
3 | 家庭で試せる5つのサポートアイデア
| サポート方法の例 | ポイント | 家庭での声かけ例 |
|---|---|---|
| ① アイテム選びを見守る | 子どもが「なぜそれを選んだか」を言葉にできるよう支える。 | 「どうしてその写真を選んだの? 思い出を教えてくれる?」 |
| ② “ストーリー仕立て” を手助け | 導入・本題・締めの3部構成などを例に、話す順序を一緒に考える。 | 「最初にタイトルを言って、次にポイントを話してみようか」 |
| ③ 質問リストを一緒に作る | 友達から聞かれそうな質問を予想し、答えを考えてみる。 | 「触るとどんな感触?どこで手に入れたの?って聞かれそうだね」 |
| ④ 時間を意識して練習する | 学校から時間の指定がある場合はそれに合わせる。家での練習では、2分以内で話すことを一例として試せる。 | 「あと少しでまとめの言葉を入れてみよう」 |
| ⑤ 成功体験を言葉にして伝える | 発表後に、内容や努力について具体的な感想を伝える。 | 「昨日より声がはっきりしていたね」「質問にも落ち着いて答えられたね」 |
どれも家庭で試せる任意のアイデアです。学校から指定がある場合は、その内容を優先しましょう。
4 | シャイなお子さん・日本語力がまだ伸び途中のお子さんへの工夫
次のような方法は、必要に応じて学校に相談できる配慮の例です。録画・撮影への同意、評価上の扱い、使用する言語は学校によって異なるため、事前に確認しましょう。
- 写真・イラスト・短いキャプションを貼った「ミニポスター」を使う
- 録画した発表を先に流し、その後で質疑応答を行う
- 発表を ペアや小グループ で行う
- 母語と英語/国語を使った発表を相談する
5 | 家庭での “学びを広げる” アイデア
- 家族版 Show & Tell
- 夕食前に家族それぞれが「今日のトピック」を持ち寄り、短く発表する。
- “職業 Show & Tell”
- 親が自分の仕事道具や名刺を見せ、仕事内容を子どもの言葉で説明する。
- 博物館や科学館を訪れて “フィールド Show & Tell”
- 写真を撮り、学んだことを次回クラスで共有する案もあります。
- 録画 → 再生 → フィードバックごっこ
- 家族が観客役になり、IB Learner Profile を使って良かった点を伝え合う。
家庭で試せる活動のアイデアです。取り入れ方は親子で相談してみてください。
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まとめ
- Show & Tell は「モノ紹介」から活動を広げることもできます:設計によって、言語や思考を使う機会にできる可能性があります。
- 親は 「選ぶ→構成→練習→振り返り」 などを手助けし、子どもの発表について具体的な感想を伝えることができます。
- 家庭でもミニ版を取り入れ、子どもが自己表現を試す機会にすることができます。
こうした工夫が、「うちの子、人前で話せるかな?」という不安を和らげるきっかけになることもあります。親子で Show & Tell を楽しみながら、PYP の学びと関連づける方法を考えてみてください。

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