京都インターナショナルスクール完全ガイド:3つのIBプログラムと入学前に確かめたいこと

※本記事にはアフィリエイト広告(PR)が含まれます。

京都インターナショナルスクール(Kyoto International School、以下KIS)は、京都市上京区にあるインターナショナルスクールです。IBO(国際バカロレア機構)の学校ページには、PYP・MYP・DPの3つのプログラムが掲載されています。「京都でIBを、小さいうちから高校段階まで続けられる学校はあるのかしら?」と探しているお母さまにとって、気になる学校のひとつではないでしょうか。

ただ、正直にお話しすると、本科(メインスクール)の学費の金額や、英語力などの入学条件は、KISの公式サイトの公開ページでは確認できませんでした。この記事では、確認できたことと確認できなかったことをはっきり分けてお伝えしますね。

はじめに:この記事でわかること

この記事は、IBO公式の学校ページ、KISの公式サイト、WASC(米国の学校認定団体)の学校ディレクトリなど、公式の情報で確認できた内容だけで書いています。確認日はいずれも2026年9月24日です。

  • IBの3プログラムと、それぞれの認定日
  • 学校の歩みと、WASC・COBISの認定
  • 学年の構成と、2025年に始まったDPの計画
  • 入学・学費・奨学金について、公式サイトでわかること・わからないこと
  • 日本の大学への進学を考えるときの注意点

学校概要:1957年から京都で続くインターナショナルスクール

学校公式サイトによると、KISは1957年から京都で教育を行ってきた学校で、1966年に現在の「Kyoto International School」という名前になりました。沿革には、1958〜59年度の生徒が28人だったという記録もあります。60年以上、京都で国際教育を続けてきたんですね。

項目 内容
学校名 京都インターナショナルスクール(Kyoto International School)
所在地(Juraku Campus) 〒602-8247 京都市上京区北俵町317
別キャンパス 〒602-8144 京都市上京区藁屋町536-1
アクセス 京都市バス 9・12・50系統「堀川中立売」が最寄り
日本での区分 京都府の私立各種学校(一条校ではない)
IBOでの区分 PRIVATE(私立)・通学制
IBプログラム PYP・MYP・DP(IBO掲載)
そのほかの認定 WASC(1992年から)。WASC認定を通じてCOBISに加盟(COBIS Accredited Member (WASC))
寮 なし(学校公式の入学案内)

出典:学校公式:About Us、学校公式:Contact Us、学校公式:アクセス、IBO公式:Kyoto International School(いずれも2026年9月24日確認)

現在の生徒数は、公式サイトでは確認できませんでした。学校は自らを「small but growing school(小規模で、成長中の学校)」と紹介していて、少人数のクラスであることも書かれています。

日本の制度上の位置づけも見ておきましょう。京都府の「令和8年度 私立各種学校一覧」には、KISが私立の各種学校として載っていて、設置年月日は平成19年(2007年)3月23日です(京都府:令和8年度 私立各種学校一覧)。つまり、学校教育法の「一条校」(日本の小学校・中学校・高校)ではないということなんです。義務教育の年齢のお子さまを通わせる場合の扱いは、住んでいる自治体にも確かめておくと安心ですね。

IB認定状況:PYP・MYP・DPの3つのプログラム

IBO公式の学校ページで確認した、KISのIBプログラムと認定日は次のとおりです。

プログラム 認定日(IBO掲載) IBOに記載の授業言語
PYP(初等教育プログラム) 2006年12月6日 英語
MYP(中等教育プログラム) 2022年10月26日 英語・日本語
DP(ディプロマ・プログラム) 2025年3月5日 英語

出典:IBO公式:Kyoto International School(2026年9月24日確認)

つまり、PYPは20年近い実績があり、MYPとDPは比較的新しいということなんです。PYPだけの学校だった時期が長く、2022年のMYP、2025年のDPと、上の学年へ順に広げてきたことがわかります。

京都インターナショナルスクールのIBプログラム(PYP・MYP・DP)
図1:京都インターナショナルスクールのIBプログラムと認定日
京都インターナショナルスクールのあゆみ(1957年から2025年)
図2:京都インターナショナルスクールのあゆみ

WASCとCOBISの認定

IBとは別に、KISは学校全体の教育の質についての認定も受けています。WASCの学校ディレクトリでは、KISの認定開始は1992年と記載されています(ACS WASC 学校ディレクトリ)。学校公式サイトは、このWASC認定を通じてCOBIS(英国の国際学校協議会)の認定を受けたと説明しています。COBISには、WASC認定校が「COBIS Accredited Member (WASC)」という会員区分で加盟できる仕組みがあります。COBIS独自の認定評価を別に受けたという意味ではなく、WASC認定をもとにした加盟だと理解しておくとよいですね(COBIS:WASC Membership Case Study)。

IB認定は「IBのプログラムを実施できる学校」であること、WASCの認定は「学校全体の運営や教育の質」を外部の団体が確認していることを示すもの、と考えるとわかりやすいですよ。

教育の特色とカリキュラム:年齢ごとの学び

Early Years(4〜6歳)

学校公式サイトによると、Early YearsはPre-KindergartenとKindergartenで、4〜6歳が対象です(学校公式:Early Years)。

Primary(PYP)

小学校段階はPYPで学びます。PYPは、教科の枠を越えたテーマについて、子ども自身の「なぜ?」を出発点に探究していくプログラムです。ただ、Primaryが何年生から何年生までか(Grade 1〜6かどうか)は、確認した公式ページには明記がありませんでした。

Secondary(MYP・DP)

中学段階以降はSecondary Schoolです。学校公式サイトはLower SecondaryをMYPとして案内しています(学校公式:Secondary School)。学年の範囲は、「KindergartenからGrade 10まで」と書かれたページと、入学案内のように「Grade 12まで」と書かれたページがあり、公式サイトの中で表記が分かれています(学校公式:Academics)。MYPはIBOの記載で授業言語が英語と日本語になっているのも特徴ですね。

そしてDPについては、学校公式サイトが「2025年8月にGrade 11の最初のクラスを開き、2026年にGrade 12を加える」という計画を載せています(学校公式:About Us)。DPのページでは対象年齢を16〜19歳としています。

ここで少し注意したいのが、2025年8月以降に実際にDPの授業が始まったことや、2026年にGrade 12が置かれたことを報告する学校の記事は、今回は確認できなかったことなんです。IBOの認定(2025年3月5日)は確認できていますが、今の学年構成は学校に直接確かめてくださいね。

DPで学べる科目

学校公式のDPページの「DP Subject Options」には、次の科目が載っています。

  • Language & Literature(言語と文学)
  • Language Acquisition(言語習得)
  • Global Politics(グローバル政治)
  • Chemistry(化学)
  • Mathematics(数学)
  • Visual Arts(美術)

一方、IBOの学校ページに登録されている科目は、数学(分析とアプローチ)、ビジネス・マネジメント、Visual Arts、English A(言語と文学)、Spanish B、化学、TOK(知の理論)です。学校の案内にあるGlobal PoliticsがIBOの登録欄には見当たらず、逆にIBOの登録欄にあるビジネス・マネジメントやSpanish Bが学校の案内には載っていないなど、掲載されている科目そのものにも違いがあります。「この科目を取りたい」という希望がある場合は、実際に開講される科目を学校に確認するのがいちばん確実です。

入学方法:公式サイトでわかること・わからないこと

入学を考えるとき、いちばん知りたいのは「どうやって入るの?」「英語はどれくらい必要?」ですよね。わかったことと、わからなかったことを分けてお話しします。

学校公式の入学案内ページには「Admissions Process」という図があり、「Apply Now」から出願ポータルへ進めるようになっています(学校公式:Admissions)。出願ポータルでは、次のことがわかります(KIS出願ポータル)。

  • フォームの入力、出願料の支払い、補足書類の提出という流れで出願する
  • 顔写真と本人確認書類、これまでの教育歴、希望する入学日を入力・提出する
  • 入学を希望する日の少なくとも2か月前の出願が勧められていて、8月に入学する場合は5月15日までとされている

一方で、補足書類の完全な一覧、英語力の要件や必要なスコア、一般入学での面接・アセスメントの有無と内容は、閲覧できた範囲では確認できませんでした。

もうひとつ確認できたのは、寮がないことと、学生ビザの申請サポートを行っていないことです。IBOの学校ページでも通学制と掲載されています。住まいや通学の方法をどうするかは、ご家庭で考えておく必要がありますね。気になる点は、出願前に学校に相談してみてください。

京都インターナショナルスクールに出願前に確かめたいこと
図3:出願前に学校へ確かめたいこと(2026年9月24日時点)

学費と奨学金:金額は学校への問い合わせが必要

学費は、ご家庭にとっていちばん大事な情報ですよね。KISの入学案内ページには「Tuition & Fees」への導線がありますが、2026年9月24日に確認した時点では、閲覧できたページに本科(メインスクール)の料金表は見当たりませんでした(土曜日のサタデースクールには、別に料金のページがあります)。そのため、この記事では本科の出願料・入学金・学年別の授業料・施設費のどれも金額を書いていません。古い年度の金額や、ほかの学校の相場から推測した数字をお伝えするのは、かえって誤解のもとになると考えたからです。

学費は、学校の入学窓口に直接問い合わせて、何年度の金額か、授業料以外にかかる費用(施設費、教材費、行事の費用など)があるかをあわせて確認してくださいね。

IBDP奨学金(2025–2026学年度の募集)

KISには、DPに進む生徒を対象にした奨学金の試験があります。公式ページに載っているのは、2025–2026学年度(2025年8月始まり)にGrade 11へ入る生徒の募集で、内容は次のとおりでした(学校公式:KIS IBDP Scholarship Exam)。

  • 対象:Grade 10に在籍している生徒。合格するとKISのGrade 11に入り、2025年8月からDPを学ぶ
  • 手順:オンライン出願と出願料の支払い、面接、奨学金試験(オンライン形式で、試験の追加料金はなし)
  • 内容:試験の結果に応じて、最大100%の授業料割引の可能性がある(条件付き)
  • 枠には限りがあり、競争で選考される

今の出願ポータルにも、DPに入る生徒向けに「試験の成績に応じて最大100%の割引、条件あり、枠に限りがあり競争選考」という説明があります(KIS出願ポータル)。ただ、2026–2027学年度以降の試験日程は確認できませんでした。DPから入りたいお子さまは、早めに学校へ問い合わせておくと安心です。

進学実績と大学進学のサポート

卒業生がどの大学へ進んだかの一覧や合格実績は、公式サイトでは確認できませんでした。学校はGrade 11を2025年、Grade 12を2026年に置く計画を公表していたので、計画どおりならDPの最初の卒業生が出るのはこれからということになります。

大学進学のサポートについては、学校公式の案内に、Grade 10から進路相談を始め、Grade 11・12で支援を深めること、大学説明会や出願の支援を行うことが書かれています(学校公式:University Counseling)。

日本の大学への出願について

「インターナショナルスクールから日本の大学に行けるの?」というのは、多くのお母さまが気になる点だと思います。KISの公式ページでは、日本の大学への出願資格について具体的な説明は確認できませんでした。

参考として、京都大学は、出願の要件は学部ごとに違うとしたうえで、文部科学省が認める高校相当の資格の例として国際バカロレアを挙げています(京都大学:How to apply (Faculty))。ただ、これは京都大学の説明です。すべての大学に同じ条件で出願できるという意味ではありません。志望する大学・学部の募集要項で、出願資格を必ず確かめてくださいね。

お母さまが気になるリアルな疑問

Q. 英語が話せない子でも入れますか?

英語力の要件は、公式サイトと出願ポータルの閲覧できる記載では確認できませんでした。授業は基本的に英語で行われます(MYPは英語と日本語)。お子さまの今の英語力でついていけるか、入学前に学校と相談するのがいちばん確実です。

Q. 学費はどのくらいかかりますか?

2026年9月24日の時点で、公式サイトの閲覧できるページには本科の料金表がありませんでした。金額と対象年度は、学校の入学窓口で確認してください。DPについては、試験の成績に応じて最大100%の授業料割引の可能性がある奨学金があります(条件付き・競争選考)。

Q. 小学校から高校まで、ずっとIBで学べますか?

IBOの学校ページにはPYP・MYP・DPの3つが掲載されているので、プログラムとしてはそろっています。ただ、DPは2025年8月に始める計画が公表されていたものの、実際の開講状況は確認できず、学校の案内には学年構成の書き方が混在しています。今、何年生まで在籍できるかは学校に確かめてくださいね。

Q. 遠方からでも通えますか?

寮がなく、学生ビザの申請サポートも行っていないと、学校公式の入学案内に書かれています。IBOの学校ページでも通学制と掲載されています。住まいと通学の方法は、学校に相談しながらご家庭で考えることになります。

【PR】お子さまの学びをサポートするサービス

ハッチリンクジュニア
幼児・子ども専用のオンライン英会話スクールです。

幼児・子ども向けオンライン英会話「ハッチリンクジュニア」を見る

オンライン家庭教師 e-Live
小中高生を対象としたオンライン家庭教師サービスです。新規の無料体験を申し込めます。

e-Liveのオンライン家庭教師 無料体験を見る(小中高生対象)

eFFISAGE(エフィサージュ)
海外子女向けのオンライン家庭教師サービスです。新規の無料体験を申し込めます。

eFFISAGEの無料体験(新規)を公式サイトで見る

当サイトはアフィリエイトプログラム(A8.net・もしもアフィリエイト・バリューコマース・楽天アフィリエイト等)に参加しています。リンク経由でお申し込み・ご購入いただくと当サイトに報酬が支払われる場合がありますが、掲載内容・順位に影響はありません。

まとめ:京都で3つのIBプログラムを実施する学校

京都インターナショナルスクールについて、確認できたことを振り返りますね。

  • 1957年から京都で教育を行い、1966年に現在の校名になった
  • IBO掲載のプログラムは、PYP(2006年)・MYP(2022年)・DP(2025年)の3つ
  • WASC認定(1992年から)があり、それを通じてCOBISに加盟している
  • 日本では京都府の私立各種学校(一条校ではない)
  • DPは2025年8月にGrade 11から始める計画が公表されていた
  • 本科の学費・英語の要件・一般入学の選考は、公式サイトでは確認できず、学校への問い合わせが必要
  • 出願は入学希望日の2か月前までが勧められ、8月入学は5月15日まで
  • 寮はなく、学生ビザの申請サポートもない

少人数で、PYPの長い実績を持つ学校です。一方で、本科の学費などは公開ページで確認できない学校でもあります。気になったら、まずは学校に問い合わせて、学費・入学の条件・今の学年構成をまとめて確かめてみてください。親子で学校の雰囲気を見に行くと、お子さまに合うかどうかも見えてくると思いますよ。

出典・参考リンク

※本記事の内容は2026年9月24日に確認した情報に基づいています。学費・入学の条件・学年構成などは変更される場合がありますので、最新の情報は必ず学校公式サイトや学校へのお問い合わせでご確認ください。

コメント

タイトルとURLをコピーしました