【2027年中学入試】早稲田佐賀の東京会場と江戸川学園取手・茗溪学園、1月入試の日程を比較

2027年1月の早稲田佐賀・江戸川学園取手・茗溪学園の入試日と茨城県立中学の選抜日 IB最新ニュース

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中学受験の本番まで、あと3か月ほどになりました。「2月の本命校の前に、1月にどこを受けておこうか」と悩んでいるご家庭も多いのではないでしょうか。首都圏から受けられる1月入試には、地方の学校が東京で行う「出張入試」や、茨城県の私立中学の入試があり、日程や試験の形は学校ごとにかなり違います。

ダイヤモンド・オンラインは2026年10月15日、早稲田佐賀中学校の東京会場入試の受験者が増えていることや、茨城県の江戸川学園取手中学校・茗溪学園中学校の2027年入試の動きを取り上げました。この記事では、その報道と各校の2027年度募集要項をもとに、3校の日程と方式を並べて比べてみますね。対象になるのは、2027年4月に中学へ入学する、いま小学6年生のお子さんです。

ニュースの概要

元の記事は、ダイヤモンド社教育情報と森上教育研究所による連載「中学受験への道」の第247回で、2026年10月15日に公開されました。2025年・2026年の入試結果を振り返りながら、2027年の1月入試を展望する内容です。記事中の人数は、特に断りがない限り受験者数とされています。3校について、学校公式の要項で確認できた日程と、記事が伝えた動きを表にまとめました。

学校 2027年度の主な1月入試(学校公式) 記事が伝えた動き(報道)
早稲田佐賀中学校(佐賀県唐津市) 1月11日(月・祝)一般入試。首都圏会場は早稲田大学早稲田キャンパス 首都圏の1月入試の受験者は2年続けて増え、2026年は692人、実倍率3.0倍
江戸川学園取手中学校(茨城県取手市) 1月8日(金)・17日(日)・25日(月) 2026年に新設した1月9日の回だけで815人が受験
茗溪学園中学校(茨城県つくば市) 1月11日(月)第2回とIC1月、1月23日(土)第3回 2027年度にケンブリッジインターナショナルクラス(IC)を新設

記事はこのほか、寮のある地方校が東京や横浜で行う入試を数多く紹介し、首都圏の受験生にとっては「模試的に受験して合格体験を得られる貴重な機会という側面もある」と述べています。3校の1月の日程を、茨城県立中学の選抜日と合わせて図1にまとめました。

2027年1月の早稲田佐賀・江戸川学園取手・茗溪学園の入試日と茨城県立中学の選抜日
図1:2027年1月の主な入試日。各校の2027年度募集要項と茨城県教育委員会の日程より作成

背景と解説

早稲田佐賀:早稲田キャンパスで受けられる1月入試

早稲田佐賀中学校は佐賀県唐津市にある学校ですが、首都圏会場の入試を早稲田大学早稲田キャンパスで行っています。2027年度の一般入試(1月)は2027年1月11日(月・祝)で、首都圏会場は早稲田キャンパス15号館です。科目は国語・算数(各100点)と社会・理科(各50点)で、算数は1.2倍に換算して判定します。合格発表は1月16日(土)13時にWebで行われます。

募集人員は全体で120名で、九州入試80名(一般枠40名・地域枠40名)、首都圏入試40名(一般枠40名)です。2027年度から「一般枠」と「地域枠」の区分ができ、一般枠で入学した生徒は、入学時に寮生活を選ぶことができます。つまり、首都圏から入学して寮で暮らす道が用意されているということです。なお、地域枠で入学した場合は在学中に入寮できません。

記事によると、首都圏の1月入試の受験者数は2024年545人、2025年565人、2026年692人と増え、実倍率は1.4倍、1.4倍、3.0倍と推移しました(図2)。2026年は前年より受験者が127人増え、倍率も大きく上がった計算です。

早稲田佐賀中学校の首都圏1月入試の受験者数と実倍率の推移(2024年から2026年、報道)
図2:早稲田佐賀の首都圏1月入試の受験者数と実倍率(報道)。ダイヤモンド・オンライン(2026年10月15日)より作成

江戸川学園取手:1月最初の回を8日に

江戸川学園取手中学校の2027年度入試は5回です。12月12日(土)の適性型入試(40名)、1月8日(金)入試(70名)、1月17日(日)入試(70名)、1月25日(月)入試(50名)、2月5日(金)入試(若干名)で、1月以降の回は4科目型(国語・算数・理科・社会)か英語型(国語・算数・英語)を選びます。どちらも合計350点で、英語型の英語は2026年度の100点から150点に変わります。

学校の資料によると、2026年度入試では、それまで必須だった英語リスニングをやめ、1月9日の回を新設しました。記事は、受験者数の合計が2024年1,732人、2025年1,696人から2026年は2,437人へ増えたと伝え、英語リスニングの必須をなくしたことに加えて、新設の1月9日の回(815人が受験)の効果が大きかったとみています。

茨城県立中学校・中等教育学校の2027年度の選抜検査は、2027年1月9日(土)です(茨城県教育委員会)。記事は、県立中学の検査日と重ならないよう、江戸川学園取手が1月最初の回を8日に移したと分析しています。

茗溪学園:IBDPの学校にケンブリッジのクラスが新設

茗溪学園は、IBO(国際バカロレア機構)の公式サイトに「Meikei High School」として掲載されている、IBのディプロマ・プログラム(DP)の認定校です。認定は2016年7月20日です。さらに学校は、2026年5月にケンブリッジ国際教育(Cambridge International Education)の認定を受けたと発表しています。

2027年度に中学1年で新設されるケンブリッジインターナショナルクラス(IC)は1クラスで、既存のアカデミアクラス(AC)2クラス、茗溪ジェネラルクラス(MG)3クラスと合わせて6クラスになります。学校の説明では、中学1・2年で「Cambridge Lower Secondary」、中学3年から高校1年で「Cambridge IGCSE」を学び、高校1年の1月からIBDPに接続します。英語・数学・理科・社会は英語で学び、国語などは日本の学習指導要領に沿って日本語で学ぶ形です。つまり、中学の段階から英語で教科を学び、高校のIBDPにつなげるクラスということです(図3)。ICは2027年度の中学1年から、学年ごとに順に開講していく予定です。

茗溪学園ケンブリッジインターナショナルクラスの6年間の学びとIC入試の概要
図3:茗溪学園ICの6年間とIC入試。茗溪学園の公式サイトと2027年度生徒募集要項より作成

IC入試は2回で、11月14日(土)の「IC11月」(筆記はオンライン)と、1月11日(月)の「IC1月」(筆記は来校)です。募集はそれぞれ20名で、試験は英語(50分・100点)と日本語・算数(50分・100点)です。面接はオンラインで、本人は全員、寮生は保護者も受けます。AC・MGの入試は、11月14日の国際生特別選抜(AC10名・MG15名)、12月19日の第1回(AC30名・MG45名)、1月11日の第2回(AC35名・MG50名)、1月23日の第3回(AC5名・MG10名)です。記事によると、AC・MGの受験者数の合計は、2025年度から2026年度にかけて281人増えました。

保護者への影響と今できる対応

3校を並べてみると、日程の重なりがはっきり見えてきます。特に1月11日は、早稲田佐賀の首都圏会場の入試と、茗溪学園の第2回・IC1月が同じ日です。

ポイント:2027年1月11日(月・祝)は、早稲田佐賀(首都圏会場)と茗溪学園(第2回・IC1月)の入試が重なります。茗溪学園の要項では、同じ試験日に複数の入試を受けることはできません。どちらを受けるのか、早めに決めておくと安心ですよね。

出願や手続きの日程も、学校ごとに違います。チェックしておきたい点をまとめました。

  • 出願期間:早稲田佐賀の1月入試は2026年11月26日〜12月17日(Web出願)。茗溪学園のIC1月は12月4日〜12月23日。江戸川学園取手の1月8日入試は11月1日〜2027年1月7日
  • 合格発表と手続き:早稲田佐賀の1月入試は1月16日発表、第一次手続の締切は1月22日。茗溪学園の第2回は1月14日発表、入学手続は1月15日16時まで(期日までに5万円を納めると、入学金の残りを2月5日まで延納できる制度あり)
  • 寮か通学か:早稲田佐賀は一般枠なら入学時に寮を選べます。茗溪学園は自宅からの通学が1時間30分を超える場合は入寮を勧めていて、寮生は保護者の面接もあります
  • 英語の扱い:江戸川学園取手は英語型の英語が150点に。茗溪学園のICは英語での試験と、下の出願資格があります
  • いま小学5年生以下のご家庭:記事が指摘するとおり、日程は毎年のように動きます。2028年度の入試は、改めて新しい要項で確認しましょう

注意:茗溪学園のIC入試には出願資格があります。海外在学1年以上(帰国している場合は帰国後3年以内)、英検準2級以上、TOEFL Junior 645点以上、TOEFL Primary 212点以上のいずれかに当てはまることが条件です。また、IC11月の出願期間は2026年10月16日(金)22時までです。

「1月に一つ合格を持っておきたい」という気持ちは自然なものですが、合格した学校に本当に通えるか、寮生活も含めて親子で話しておくことが大切です。数字や日程は変わることもあるので、出願前には必ず各校の最新の要項を確かめてくださいね。

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まとめ

  • 早稲田佐賀:1月入試は2027年1月11日(月・祝)、首都圏会場は早稲田キャンパス。首都圏の1月入試の受験者は2026年に692人へ増えたと報じられています
  • 江戸川学園取手:1月最初の回は1月8日(金)。英語型の英語は150点に変わります
  • 茗溪学園:IBDP認定校が、高校1年の1月からIBDPにつなぐケンブリッジのクラス(IC)を新設。IC入試には英語資格などの出願資格があります
  • 1月11日の重なり:早稲田佐賀と茗溪学園の入試が同じ日。併願の組み方を早めに決めましょう
  • 最新の要項を確認:出願期間・発表日・手続き締切は学校ごとに違うので、必ず公式の要項で確かめましょう

出典・参考リンク

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