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「英国式のインターナショナルスクールが東京にできるらしい」――そんな話を耳にして、気になっているご家庭も多いのではないでしょうか。とくに小さなお子さまがいらっしゃると、「今から準備しないと間に合わないのかしら」と落ち着かない気持ちになりますよね。
2027年秋に東京・神田での開校を予定しているエプソムカレッジ東京(Epsom College Tokyo)が、2026年9月5日(土)に「開校ファミリー入学イベント」の第2回を東京国際フォーラムで開催すると発表しました。株式会社Epsom College Tokyoが2026年8月24日にPR TIMESで配信したプレスリリースで明らかにしたものです。
開校前の学校は、公表されている情報とまだ公表されていない情報がはっきり分かれます。この記事では、今回のイベントで何がわかるのか、そして検討中のご家庭が今の時点で押さえておくべきポイントを、公式に確認できた情報だけに絞って整理していきますね。
ニュースの概要
発表したのは、発表主体である株式会社Epsom College Tokyoです。2026年8月24日付のプレスリリースによると、今回のイベントは開校準備段階の家庭向け説明会「開校ファミリー入学イベント(英語名:Founding Families Admissions Event)」の第2回にあたります。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| イベント名 | エプソムカレッジ東京 開校ファミリー入学イベント(第2回) |
| 開催日 | 2026年9月5日(土) |
| 会場 | 東京国際フォーラム ホールB5(東京都千代田区丸の内3-5-1) |
| 対象 | EYFS(幼児教育課程)からYear 4のお子さまがいるご家庭 |
| 参加費 | 無料(事前登録制) |
| 申込方法 | 学校公式サイトの特設ページから登録 |
プログラムは二部構成です。前半は学校側からのプレゼンテーションとカリキュラムの説明、子ども向けの体験コーナー。後半は事前登録した家庭向けの個別相談と、Year 1からYear 4を対象とした入試評価(アセスメント)が実施される予定と案内されています。つまり、単なる説明会ではなく、実際の出願プロセスの一部がその場で進むイベントということですね。
説明予定の内容として挙げられているのは、英国式カリキュラム、生徒サポート(パストラルケア)、幼児教育、「エプソム・グローバル・パスウェイ」、そしてYear 6修了後の進学機会、出願・評価・入学の経路です。
開始時刻にご注意ください。PR TIMESの案内では、開催時刻は「11:00から16:00」、開場は10:15です。記事掲載時に参照した学校公式イベントページは現在取得できず、過去に10:15開始と記載されていたかは確認できません。現在の公式イベント一覧にも開始時刻は掲載されていないため、参加前に学校へご確認ください。
背景と解説
エプソムカレッジ東京とはどんな学校なのか
エプソムカレッジ東京は、2027年秋に東京都千代田区の神田駅近くでの開校を予定している学校です。2025年11月の開校発表は、英国本校のEpsom College UK、マレーシア校を運営するEduc8 Group、そして学校法人佐野学園(神田外語グループ)の三者によるものでした。
英国本校のEpsom College UKは1855年に開校した英国サリー州の学校で、約72エーカーの敷地に11歳から18歳までおよそ1,100名が学ぶ共学校です。マレーシアには3歳から19歳までを受け入れる系列校があります。
ここで、日本の保護者にとって特に大事なポイントがあります。東京校が受け入れるのは、当面は幼児から小学生年代までだという点です。開校初年度はEYFSからYear 4まで、将来的にEYFSからYear 6までを設置する計画で、対象年齢は3歳から11歳とされています。受入れ規模については、2025年11月のプレスリリース本文に「長期的には年間約250名の児童を受け入れる予定」、同リリースの学校概要表に「定員250名(予定)」という表記が併存しています。総在籍数を指すのか年間の受入れ数を指すのかは読み取れず、また初年度の定員は検討中とされていますので、気になる方は学校に直接確認しておきたいところです。
「Year」は日本の何年生にあたるの
英国式の学年表記に戸惑う方は本当に多いんです。学校側は「Year 6が日本の小学5年生に相当する」と説明しています。ここから逆算すると、Year 4はおおむね日本の小学3年生あたりが目安、ということになります。
ただし、今回のイベント対象である「EYFSからYear 4」が、2026年9月時点の学年を指すのか、2027年秋の開校時点で入学する学年を指すのかは、公表資料からは読み取れません。基準は未確定ですので、お子さまの年齢が境目に近いご家庭は、募集要項や申込フォームで確認しておきたいところです。
中学以降はどうなる?「グローバル・パスウェイ」の意味
東京校はYear 6までの設置予定なので、その先の進路が気になりますよね。学校公式サイトでは、Year 7以降はマレーシアのEpsom College Malaysiaへ再出願なしで進める「guaranteed progression」と案内されています。さらに2025年11月のプレスリリースでは、マレーシア校でIGCSE(英国式の中等教育修了資格)を取得し、A-Levelの段階では英国本校も選択肢になる、という道筋が示されています。これが「エプソム・グローバル・パスウェイ」と呼ばれているものです。ただし、進級保証の範囲や空席・成績条件、追加審査の有無は確認した資料からは分からず、未確定です。個別相談で確認しておきたい部分です。
つまり、東京校を選ぶということは、中学年代からはお子さまが海外に出ることも視野に入れた進路設計を意味します。ここは各ご家庭の方針が大きく分かれるところではないでしょうか。
IBを検討中の方へ。東京校が採用するのは英国式カリキュラム(EYFS・Key Stage 1・Key Stage 2)です。IBOの日本校検索でエプソムカレッジ東京の掲載を確認できるか、認定状況は再確認してください。国際バカロレアをお考えのご家庭は、英国式とIBは別の教育体系だという前提で比較することをおすすめします。なお、同じ英国系ブランドでも、マルバーンカレッジ東京(学校公式サイトによると2023年8月開校)はIBO公式サイトにPYP・MYP・DPの認定校として掲載されています。「英国系=英国式カリキュラム」とは限らないんですね。
日本の就学義務との関係は必ず確認を
もうひとつ、日本在住の日本国籍のご家庭が見落としがちなのが就学義務の扱いです。文部科学省は、学校教育法第1条に定める学校(いわゆる一条校)として認められていないインターナショナルスクールに学齢児童を通わせても、法律上の就学義務を履行したことにはならない、との見解を示しています。
エプソムカレッジ東京の認可状況は未確認です。文部科学省の説明では、学校の種別によって就学義務の扱いが異なります。日本国籍のお子さまについては、就学義務の扱いを教育委員会と学校に確認しておきましょう。学校説明会の個別相談でも遠慮なく質問してみてください。
保護者への影響と今できる対応
今回のニュースが特に関係するのは、次のようなご家庭です。
- 2027年秋の時点で、お子さまが3歳から小学校中学年くらいの年齢になるご家庭
- 都心(千代田区・中央区・港区や東京東部)から通える英語環境の学校を探している方
- 海外駐在から帰国予定で、英国式カリキュラムの継続を考えているご家庭
- 将来的に海外の中等教育・大学進学を視野に入れているご家庭
そのうえで、今の段階で確認しておきたいことをチェックリストにまとめました。
- 学費:入学金・授業料の金額は公式サイトで確認できません。学校は費用情報を合格通知(オファー)の書類とともに案内するとしています。個別相談で目安を尋ねてみましょう
- 対象学年の基準:「EYFSからYear 4」がいつ時点の学年を指すのか
- 入試評価の内容:Year 1からYear 4のアセスメントで何が見られるのか、英語力はどの程度求められるのか
- 通学スタイル:学校公式カリキュラムページでは、day boarding structureと、監督付きの登校前・放課後の時間帯の提供が案内されています。居住型の寄宿舎があるかは別途確認が必要です
- キャンパスの詳細:所在地は「神田駅近く」と案内されていますが、確定した番地や校舎の詳細は公表ページ上で確認できません
- 就学義務・進路の接続:一条校でない場合、日本の公立中学校への進学・編入がどう扱われるか
開校前の学校選びで大切なこと。開校前は「予定」と「決定」が入り混じります。教員体制、校舎、学費、認可の状況は、開校までに変わる可能性があります。パンフレットの魅力的な言葉ではなく、「いつ時点で確定した情報か」を一つひとつ確認していく姿勢が、結果的にご家族を守ってくれるはずです。
なお、日本ではハロウインターナショナルスクール安比ジャパン(2022年8月開校、岩手県八幡平市)、ラグビースクールジャパン(2023年9月開校、千葉県柏市柏の葉)など、英国系の学校の開校が続いています。選択肢が増えているからこそ、「英語で学べる学校」という括りではなく、カリキュラム・接続する進路・通学のしやすさで比較したいですね。
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まとめ
- イベント: エプソムカレッジ東京の開校ファミリー入学イベント第2回が、2026年9月5日(土)に東京国際フォーラム ホールB5で開催。参加無料・事前登録制です
- 対象と内容: EYFSからYear 4のお子さまがいるご家庭が対象。後半にはYear 1からYear 4の入試評価が予定されており、出願プロセスの一部が進みます
- 学校の姿: 2027年秋に千代田区・神田駅近くで開校予定。初年度はEYFSからYear 4、将来的にYear 6まで。受入れ規模は公表資料で「年間約250名」「定員250名(予定)」と表記が併存しています
- カリキュラム: 英国式カリキュラムです。IBOの日本校検索で東京校の掲載を確認できるか、認定状況は再確認してください。Year 7以降はマレーシア校への進学経路が案内されています
- 未確定の情報: 学費、キャンパスの詳細、認可状況は確認が必要です。PR TIMESでは開場10:15、開催11:00から16:00と案内されています。記事掲載時に参照した学校公式イベントページは現在取得できず、過去の時刻表記は確認できません
出典・参考リンク
- PR TIMES(株式会社Epsom College Tokyo): 【2027年秋開校】英国名門エプソムカレッジの東京校、「開校ファミリー入学イベント」第2回を9月5日に東京国際フォーラムで開催(2026年8月24日)
- Epsom College Tokyo: Founding Families Admissions Event(イベント公式ページ)
- Epsom College Tokyo: What We Offer(学校が提供する教育の概要)
- Epsom College Tokyo: How to Apply(出願方法・費用案内について)
- PR TIMES: エプソムカレッジ 東京、2027年秋に東京・神田で開校予定(2025年11月6日配信)
- Epsom College(英国本校): Our History
- 文部科学省: 学齢児童生徒をいわゆるインターナショナルスクールに通わせた場合の就学義務について
- 国際バカロレア機構(IBO): Find an IB World School
- 国際バカロレア機構(IBO): Malvern College Tokyo(認定プログラム一覧)
- マルバーン・カレッジ東京: The Malvern Family(2023年8月開校の記載)
- Harrow International School Appi Japan: Announces Opening in August 2022
- Rugby School Japan: What Is Rugby School Japan?(2023年9月開校・千葉県柏の葉)


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