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「関西にも英国の名門校が来るらしい」というニュースを見て、うちの子の進路の選択肢になるのかな、と気になった方も多いのではないでしょうか。とくに、まだ小さなお子さんがいるご家庭なら、開校のタイミングと学年が合うのかどうかが一番知りたいところですよね。
関西外国語大学は2026年10月21日、英国のBrighton College(ブライトン・カレッジ)と提携の調印式を行い、大阪府枚方市にインターナショナルスクール「Brighton College Kansai Gaidai」を開く計画を発表しました。小学校にあたるプレップ・スクールは2028年9月の開校を目指していて、11月4日には教育メディアのInternational School Timesが、学校の公式サイトが公開されたことも伝えています。
この記事では、大学の発表と報道で確認できたことを整理したうえで、学費や入学条件など「まだ発表されていないこと」と、今のうちにご家庭で考えておきたいポイントをお話ししますね。
ニュースの概要
関西外国語大学のプレスリリース(2026年10月22日)によると、調印式は10月21日に同大学の中宮キャンパスで開かれ、谷本榮子理事長と、Brighton College Internationalのグレアム・オウトンCEOが協定書に署名しました。来賓として駐日英国大使館の参事官も立ち会っています。
大学の発表では、新しい学校は大阪府で初めての英国式インターナショナルスクールで、ブライトン・カレッジにとっては日本で最初の提携校になるとしています。英国の本校は、英紙The Sunday Timesの「School of the Decade」に選ばれた学校です。
| 項目 | プレップ・スクール | シニア・スクール |
|---|---|---|
| 対象 | 1〜6年生 | 7〜13年生 |
| 開校目標 | 2028年9月 | 2029年9月(2030年9月に延期の場合あり) |
| 場所 | 中宮キャンパス 6号館(ICC) | 学研都市キャンパス(枚方市穂谷) |
| 計画定員 | 432人(24人×3学級×6学年) | 672人(24人×4学級×7学年) |
| カリキュラム | ブライトン・カレッジ独自カリキュラム | 7〜11年生:IGCSE準備&中等国際教育プログラム/12〜13年生:Aレベル・プログラム |
計画定員は2つのスクールを合わせて1,104人です。International School Timesは、この数字は開校初年度の入学者数を示すものではない、と注記しています。全体の計画を図1にまとめました。

ポイント:公式サイト(brightoncollegekansaigaidai.com)は公開されましたが、2026年11月4日に確認した時点では、学校の紹介と問い合わせフォームが中心で、学費・入学条件・出願時期は掲載されていません。大学のプレスリリースにも、これらの記載はありませんでした。
背景と解説
「英国式」とはどんな学び?
発表資料では英国式の課程が示されており、IB(国際バカロレア)への言及はありません。発表資料に書かれている流れは次のとおりです。
- 1〜6年生:英国本校の全人教育をベースにした独自カリキュラム。STEAM教育やプレゼンテーションを早い時期から取り入れるとしています
- 7〜11年生:国際的な中等教育の資格「IGCSE」の取得に向けた学び
- 12〜13年生(シックス・フォーム):英国の高校修了資格「Aレベル」に対応したプログラム。出願書類の指導や面接対策など、進路の個別サポートも行うとしています
Aレベルは、つまり「選んだ数科目を深く学んで、その成績で大学に出願する」仕組みです。科目を幅広く学ぶIBのディプロマとは考え方が少し違うので、IB校と比べながら検討しているご家庭は、この違いを押さえておくと整理しやすいと思います。なお、発表資料にはIBの記載がありませんでしたが、IBを採用しないと公式に発表されたわけではありません。
日本の大学に進むときは?
文部科学省の「大学入学資格について」のページでは、英国の大学入学資格であるGCE Aレベルや国際Aレベルを持つ人は、日本の大学の入学資格があると示されています。ただ、どの科目・成績で出願できるかは大学ごとに決まるので、資格があることと特定の大学に入れることは別だと考えてくださいね。
関西の英国系インターの動き
International School Timesは、関西では兵庫県のノースロンドン・カレッジ神戸校に続き、和歌山県でもゴードンストウンの開校計画が進んでいると報じています。英国系の学校を選べる地域が、少しずつ広がっているということですね。
保護者への影響と今できる対応
うちの子は何年生で入れる?
日本の学年でいうと、2026年度に年中のお子さんが、2028年度(2028年4月〜2029年3月)には小学1年生になります。プレップ・スクールが開校する2028年9月は、ちょうどこの年度の途中にあたります。ただし、英国式の学年が日本の学年とどう対応するのか、何歳から入れるのかは、まだ発表されていません。お子さんが何年生で入れるのかは、募集要項が出てから確かめる必要があります。
「インターナショナルスクール」の位置づけも確認を
ここは見落としやすいポイントなのですが、文部科学省の就学事務Q&Aでは、学校教育法第1条に定める学校(いわゆる一条校)ではないインターナショナルスクールに通わせても、日本国籍のお子さんについては、保護者の就学義務を果たしたことにはならないと説明されています。また、一条校ではない学校の小学部・中学部から日本の中学校・高校へ進むときは、通常の進学とは扱いが変わります。
注意:Brighton College Kansai Gaidaiが一条校になるのか、各種学校などになるのかは、2026年11月4日時点の発表資料では確認できませんでした。日本の中学・高校への進学も選択肢に残したいご家庭は、この点を必ず確認してください。
確認しておきたい項目を図2にまとめました。

今からできる準備
- 情報の受け取り先を作る:公式サイトの問い合わせフォームに登録すると、最新情報を連絡すると案内されています
- 家庭の方針を話し合う:中学・高校で日本の学校に戻る可能性があるか、海外大学を目指すのか、大まかな方向を考えておく
- 費用の枠を考えておく:学費は未発表です。発表されたときにすぐ判断できるよう、教育費にかけられる上限を家計で整理しておく
- 通学を想定する:プレップは中宮キャンパス、シニアは学研都市キャンパスと場所が分かれる計画です。両方への通学手段を調べておく
- 英語に触れる時間を作る:入学時に求められる英語力は未発表です。無理のない範囲で、英語に親しむ時間を作っておくと安心ではないでしょうか
シニア・スクールで寮生を受け入れるかどうかについては、発表資料では確認できませんでした。遠方から検討しているご家庭は、今後の発表を待ちましょう。
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まとめ
- 開校計画:プレップ・スクール(1〜6年生)は2028年9月、シニア・スクール(7〜13年生)は2029年9月が目標。シニアは2030年9月に延期の場合があります
- カリキュラム:独自カリキュラムからIGCSE、Aレベルへと進む英国式。発表資料にIBの記載はありません
- 未発表の項目:学費・入学条件・出願時期は、2026年11月4日時点で公式サイトにもプレスリリースにも載っていません
- 確認したいこと:一条校かどうかで、就学義務や日本の中学・高校への進学の扱いが変わります
- 今できること:公式サイトで情報を受け取れるようにして、家庭の方針と予算を整理しておきましょう
出典・参考リンク
- International School Times: 28年9月開校へ。サイトも公開 ブライトンカレッジと関西外国語大学の調印式が開催(2026年11月4日)
- 関西外国語大学(PR TIMES): 英国の名門校「Brighton College」と提携し、大阪府初の英国式インターナショナルスクールを枚方市に開校します(2026年10月22日)
- Brighton College Kansai Gaidai: 公式サイト(2026年11月4日確認)
- 文部科学省: 学齢児童生徒をいわゆるインターナショナルスクールに通わせた場合の就学義務について(2026年11月4日確認)
- 文部科学省: 大学入学資格について(2026年11月4日確認)


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