英国ボーディングスクール・フェアが10月25日に赤坂で開催、24校が来日:保護者のための活用ガイド

ブリティッシュ・ボーディングスクール・フェア October 2026の開催概要と参加予定24校の内訳 IB最新ニュース

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「イギリスのボーディングスクール(寄宿施設を備えた学校。今回は英国の私立学校が参加)って、実際どんな学校なんだろう」「いつ、何を準備すれば間に合うの?」――海外進学を考え始めたとき、情報の集め方そのものに迷ってしまうご家庭も多いのではないでしょうか。

そんななか、英国のボーディングスクールの担当者が来日し、日本で直接相談できる「ブリティッシュ・ボーディングスクール・フェア October 2026」が、2026年10月25日(日)に東京・赤坂で開かれます。主催者の発表によると、参加予定校は24校。英国文化を紹介するウェブメディアBritish Culture in Japanは、これを過去最多と伝えています。

この記事では、主催者の公式発表をもとにフェアの概要を整理し、英国ボーディングスクール進学を考えるご家庭が、限られた時間で何を確かめておくとよいかを一緒に考えていきます。

ニュースの概要

フェアを主催するのは、英国留学の支援を手がけるPippa’s Guardians Ltd.(ピッパズ・ガーディアンズ)です。主催者は2026年8月5日に開催を告知し、British Culture in Japanは10月6日の記事で、参加校の顔ぶれやセミナーの内容を紹介しました。同記事によると、フェアは2023年の初開催から数えて6回目にあたります。

項目 内容(主催者発表)
日時 2026年10月25日(日)10:00〜16:00(最終受付15:30)
会場 赤坂インターシティコンファレンス AIR(東京都港区赤坂1-8-1 赤坂インターシティAIR 4階)。東京メトロ溜池山王駅・国会議事堂前駅に直結
参加費 無料・事前登録制(締切は10月24日(土)18時)
参加予定校 24校(うちプレップスクール6校)。参加校は変更となる場合があると注記
内容 学校ごとのブースでの個別相談(通訳付き)と、特別セミナー4本
ブリティッシュ・ボーディングスクール・フェア October 2026の開催概要と参加予定24校の内訳
図1:フェアの開催概要と参加予定24校の内訳(フェア公式サイト、Pippa’s Guardians「お知らせ」(2026年8月5日)、British Culture in Japan(2026年10月6日)より作成)

主催者の学校一覧に載っているのは、Brighton College、Charterhouse School、Cheltenham Ladies’ College、Millfield School、Sevenoaks School、Shrewsbury Schoolなどの24校です。このうち、Aldro School、Windlesham House School、Cheltenham Prep、The Downs Malvern、Millfield Prep School、Packwood Schoolの6校がプレップスクールと表示されています。図1に開催概要と内訳をまとめました。

British Culture in Japanによると、Aldro School、Cranleigh School、Repton School、St Swithun’s Schoolの4校が初参加で、Brighton Collegeは2年ぶりの参加です。主催者は「昨年はイギリスから23校が来日しました」としています。

背景と解説

プレップスクールとシニアスクール

英国の私立学校には、シニアスクールに進む前の年代の子どもが学ぶプレップスクールと、その後のシニアスクールがあります。今回の24校にも両方が含まれていて、British Culture in Japanは6校のプレップスクールを「小学校」と区分しています。また同記事の区分では、Cheltenham Ladies’ College、Downe House School、St Swithun’s Schoolの3校が女子校です。つまり、小学生のお子さんの留学先を探すご家庭も、中高生の進学先を探すご家庭も、同じ会場で相談できるということです。

英国私立学校協会(ISC)は、学齢期の代表的な入学年齢として7・11・13・16歳などを挙げています。入試の方法も学校によってさまざまで、11+や13+で使われる共通試験「Common Entrance」、9.5〜18歳向けのオンライン評価「UKiset」、独自の試験や面接などがあります。どの年齢で寄宿を受け入れるか、何を課すかは学校ごとに違うため、個別に確かめることが欠かせません。

ポイント:British Culture in Japanによると、参加校のうち16校は数週間のショートステイや1学期・1年間など、期間を限った留学の受け入れにも対応しています。受け入れ学年や条件は学校ごとに異なるので、ブースで直接確かめましょう。

IBとAレベル、二つの進路

英国の16歳以降の課程(シックスフォーム)では、3〜4科目を深く学ぶAレベルが主流です。一方で、国際バカロレア(IB)のディプロマ・プログラム(DP)を提供する学校もあります。たとえば参加校のSevenoaks Schoolは、学校公式サイトでシックスフォームの生徒全員がIB DPを学ぶと説明しています。Bromsgrove SchoolはAレベルとIBの両方を、Ardingly CollegeもIBを提供しています。

当日のセミナーでも、この二つの進路が取り上げられます。図2に当日の流れをまとめました。

2026年10月25日のフェア当日のブース相談とセミナー4本の時間割
図2:フェア当日の流れ(フェア公式サイト(2026年10月7日閲覧)、British Culture in Japan(2026年10月6日)より作成)
  • 10:45〜11:25:主催者代表のベン・ヒューズ氏による「小・中学生の英国留学を成功に導く学校選びとは?」
  • 12:00〜12:30:在校生が登壇する「保護者が知りたい 寮生活と留学のリアル」(進行はルイーズ・ヒューズ氏)
  • 13:30〜14:10:Sevenoaks School入試部長のヴァネッサ・フィッツジェラルド氏による「なぜ、英国で国際バカロレアを選ぶのか?」
  • 14:40〜15:20:Brighton College副校長のアンソニー・メレット氏による「大学進学を左右する、Aレベルの科目選択」

日本からの英国留学の動き

ISCが2026年6月に公表した年次調査(Census)によると、2026年1月時点でISC加盟校に在籍し、両親とも英国外に住む日本籍の生徒は690人でした。英国内に住む家庭の子どもも含めた日本籍の生徒は1,400人です。British Culture in Japanは、この690人について「10年連続で増加」と伝えています。

一方で、費用面の変化もあります。英国政府は、私立学校が提供する教育・寄宿サービスに、2025年1月1日から標準税率20%の付加価値税(VAT)を適用しました。学費の見積もりを比べるときは、VATを含んだ金額かどうかを確かめておくと安心です。

保護者への影響と今できる対応

フェアは、英国留学を具体的に考えているご家庭はもちろん、「まだ情報収集の段階」というご家庭にとっても、複数の学校を一度に比べられる機会です。相談には通訳が付くと案内されているので、英語に自信がなくても参加しやすいですよね。

ただし、ブースで話せる時間には限りがあります。図3のように、聞きたいことをあらかじめメモにしておくと、学校同士を同じ物差しで比べやすくなります。

フェアのブースで確かめたい受け入れ年齢・入学時期・試験・英語要件・留学期間・ビザと費用の6項目
図3:ブースで確かめたい6つのこと(ISC、ISEB、UKiset公式、GOV.UK、主催者発表、British Culture in Japan(2026年10月6日)をもとに本記事で整理)
  • 受け入れ年齢:何歳(何年生)から入学・寄宿を受け入れているか
  • 入学のタイミング:7+・11+・13+・16+などの入学枠があるか、出願の締切・時期はいつか
  • 試験の方式:Common Entrance・UKiset・独自試験・面接のどれを使うか
  • 英語の要件:入学時にどの程度の英語力が必要か、入学後の英語の支援はあるか
  • 留学の期間:まずは短い期間で試したい場合に、短期・1学期・1年間の受け入れがあるか
  • ビザと費用:Child Student visaの手続きの流れと学校が発行する書類、VATを含めた学費・寄宿費、追加でかかる費用

注意:入場には事前登録が必要で、締切は2026年10月24日(土)18時です。また、主催者は参加校が変更となる場合があるとしています。お目当ての学校がある場合は、直前に公式サイトで最新の情報を確かめておきましょう。

英国の独立系学校で学ぶ4〜17歳の留学には、英国政府のChild Student visaが使われます。GOV.UKによると、学校からの無条件の入学許可、適切な滞在先、学費と滞在費を支払える資金、保護者の同意などが必要です。手続きの流れも、気になる学校のブースで確認しておくと見通しが立てやすくなります。

なお、フェアの主催者は英国留学の支援事業を行う民間企業です。フェアで得た情報は出発点と考え、気になった学校は公式サイトや募集要項で、条件を改めて確かめることをおすすめします。

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まとめ

  • 開催概要: 2026年10月25日(日)10時〜16時、赤坂インターシティコンファレンスで開催。無料・事前登録制(締切10月24日18時)
  • 参加校: 主催者発表で24校(うちプレップスクール6校)。参加校は変更の可能性あり
  • セミナー: 学校選び、寮生活、IB、Aレベルの4テーマ。IBを提供するSevenoaks Schoolの入試部長も登壇
  • 背景: ISC加盟校で両親とも英国外に住む日本籍の生徒は690人(2026年1月時点)。2025年から学費にVAT 20%が適用
  • 活用法: 受け入れ年齢・入学時期・試験・英語要件・留学期間・ビザと費用の6項目を、学校ごとに同じ物差しで聞き比べる

出典・参考リンク

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