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「英国名門『ノースロンドン』が神戸に開校する理由」という見出しの記事が、2026年10月19日に教育情報サイトのリセマムに掲載されました。関西でインターナショナルスクールを探しているご家庭なら、「どんな学校なの?」「うちの子も入れるのかしら?」と気になりますよね。
この学校はNorth London Collegiate School Kobe(NLCS Kobe)で、実は2025年にすでに神戸・六甲アイランドで開校しているんです。今回の記事は代表へのインタビューで、ページには「PR」「Sponsored by North London Collegiate School」と表示されたスポンサー記事です。
そこでこの記事では、学校の公式サイトと、兵庫県・文部科学省のページで確認できた内容をもとに、課程・入学条件・学費、そして日本国籍のお子さまが通う場合に知っておきたい制度上のポイントを整理しますね。
ニュースの概要
リセマムは2026年10月19日、NLCS Kobe代表の池田浩八氏へのインタビュー記事を公開しました。英国本校の教育理念、神戸を選んだ理由、日本語や日本文化を重視したカリキュラムなどが語られています。学校の基本情報は次のとおりです。
| 項目 | 内容(2026年10月19日確認) |
|---|---|
| 学校名 | North London Collegiate School Kobe(NLCS Kobe) |
| 現在のキャンパス | 兵庫県神戸市東灘区向洋町中1-17 アジアワンセンター15階(六甲アイランド) |
| 開校 | 2025年。共学・通学制のジュニアスクールとして開校 |
| 運営 | 日本資本の学校で、英国のNLCS Internationalと提携(日本側は八光エルアール株式会社) |
| IBの状況 | PYP・MYPの候補校(学校公式サイトの表示) |
| 今後の予定 | 2028年8月、六甲山にシニアスクール(Grade 6以上)を開校予定 |
学校の募集ページの予定表では、2025年8月にGrade 1〜6で始まり、2026年8月にGrade 7、2027年8月にGrade 8を開設する計画です。2028年8月からは、六甲アイランドがGrade 1〜5の通学校、六甲山がGrade 6以上のシニアスクールとなり、通学・週単位の寄宿・全寮から選べる予定とされています。学校案内のページでは、六甲山のキャンパスは当初Grade 6〜9で始めて毎年広げ、2031年に最初の卒業生を送り出す計画と説明しています。図1にまとめました。

見出しの「卒業生4割が世界トップ20大へ」は英国本校の話です。記事では池田氏が、英国本校の卒業生の4割がオックスフォード、ケンブリッジを含む世界トップ20の大学へ進学していると説明し、英国本校の2026年のIB平均点を45点満点中43.22点としています。ただ、4割という数字の対象年度や大学ランキングの基準は記事に書かれていません。神戸校は最初の卒業生が2031年の計画なので、神戸校自体の進学実績はまだありません。
背景と解説
英国本校はどんな学校?
英国本校の公式サイトによると、North London Collegiate Schoolは1850年創立で、ロンドン郊外のエッジウェアにある4〜18歳の女子の通学校です。大学進学前の最終段階(シックスフォーム)では、2004年からAレベル(英国の大学入学資格試験)の代わりにIBディプロマも選べるようにしています。一方、神戸校は共学なので、男の子のご家庭も検討できます。神戸校の学校案内では、英語で教える国際カリキュラムに、日本語の授業と日本の文学・文化の学びを組み合わせると説明しています。
記事では、英国本校のほかにドバイ、シンガポール、韓国・チェジュにも学校があり、神戸の生徒がシンガポール校の模擬国連に参加したり、チェジュ校の生徒と合唱祭を開いたりした交流が紹介されています。
IBの「候補校」とはどういう状態?
NLCS Kobeの公式サイトには、PYP(プライマリー・イヤーズ・プログラム)とMYP(ミドル・イヤーズ・プログラム)の候補校で、IBワールドスクールとしての認定を目指していると書かれています。同じ箇所に「候補校であることは認定を保証するものではない」とも明記されています。つまり、まだIBの正式な認定校ではなく、認定に向けて準備している段階ということです。
記事の中で池田氏は「NLCS KobeはIBを導入」と話していますが、学校公式サイトの候補校の表示はPYPとMYPです。高校段階にあたるDP(ディプロマ・プログラム)をいつ始めるのかは、確認した公式ページには書かれていませんでした。
日本の制度ではどう扱われる?
ここは保護者として特に押さえておきたいところなんです。文部科学省の「就学事務Q&A」は、インター校の多くは各種学校か無認可だとしたうえで、日本国籍の子を学校教育法第1条の学校(一条校)ではないインターナショナルスクールに通わせても、就学義務を果たしたことにはならないと説明しています。同じQ&Aは、一条校でないインター校の小学部を終えて日本の中学校に入ることも認められないとしつつ、経済的な事情や転居などで子どもが実際に未就学とならないよう、市町村教育委員会に留意を求めています。個別の受け入れは居住地の教育委員会にご相談ください。
高校についても、文部科学省の「高等学校入学資格Q&A」は、日本にある外国人学校の中等部を卒業しただけでは高校の入学資格にならず、中学校卒業程度認定試験に合格すれば入学者選抜を受けられると説明しています。なお、兵庫県が公開している各種学校の一覧(2026年6月1日現在)には、近くにあるカネディアン・アカデミイや神戸ドイツ学院インターナショナルは載っていますが、NLCS Kobeの名前は見当たりませんでした。今の位置づけは、学校と居住地の教育委員会に直接確認するのが確実です。
大学進学では、文部科学省の「大学入学資格ガイド」が、IBディプロマなどの資格を取るルートや、国際的な評価団体の認定を受けた学校で12年の課程を終えるルートなどを示しています。卒業までにどの道筋で大学入学資格を得られるのかも、学校に聞いておきたい点ですね。
保護者への影響と今できる対応
関西で、小学校の段階から英語で学ぶ環境を考えているご家庭にとっては、選択肢のひとつになりそうです。学校の募集ページによると、出願は随時受け付けです。オンラインで出願して出願料35,000円を払い、年齢に応じた評価と面接を受け、合格したら入学金400,000円を払って入学が決まる流れです(金額は2026年8月〜2027年6月の2026/27年度のもの)。
| 出願する学年 | 入学評価の内容(学校公式サイト) |
|---|---|
| Grade 1 | 認知能力テスト(CAT4)、面接 |
| Grade 2〜3 | CAT4、算数評価(NGMT)、読解評価(NGRT)、面接 |
| Grade 4〜7 | CAT4、算数評価(PTM)、英語評価(PTE)、面接 |
学校は、CAT4は英語を流暢に話せることを必要としないテストだと説明しています。学校案内のページによると、学年は入学する日の年齢で決まります。新しい学年は8月に始まり、2026/27年度の第1学期は2026年8月24日からでした。日本の学年と同じにはならないことがあるので、学校の学年早見表や入学チームで確かめてくださいね。
学費は、公式の学費ページに2026/27年度(2026年8月〜2027年6月)の金額が載っています。年間授業料はGrade 1〜3が2,800,000円、Grade 4〜6が2,900,000円で、このほかに年間施設維持費410,000円、入学金400,000円、出願料35,000円がかかります。年間授業料を全額支払う場合の試算として、この4つを本記事で足すと、2026/27年度(2026年8月〜)の初年度はGrade 1〜3で3,645,000円、Grade 4〜6で3,745,000円になります(図2)。ただし学費ページには、学期途中で入学する場合は授業料が調整され、入学チームから正確な金額が案内されると書かれています。随時出願で途中から入る場合は、実際の初年度の金額を学校に確認してくださいね。

費用のポイント:スクールバス、制服、スクールランチ、試験の受験料、外部の放課後活動、校外学習や宿泊プログラムは別料金です。金額は毎年見直され、変更は前年度の4月までに知らされます。確認した学費ページには、Grade 7以上の授業料と寄宿の費用は載っていませんでした。
検討するときは、次の点を説明会や個別相談で確かめておくと安心です(図3)。
- IBの認定の見通しと、DPを導入する予定があるか
- 一条校か各種学校かなど、日本の制度上の位置づけ
- 途中で日本の学校に移る可能性がある場合の進路と手続き
- どのルートで大学入学資格を得られるのか
- Grade 7以上の授業料と、六甲山キャンパスの寄宿費

池田氏も記事の中で、学校名だけでなく、英国本校がどの程度日本校の教育に関わるのかに注目してほしいと話しています。名門の看板だけで決めず、お子さまの将来の進路まで見通して選びたいですよね。
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まとめ
- すでに開校済み: NLCS Kobeは2025年に六甲アイランドで開校。2028年8月に六甲山のシニアスクールを開校する予定です
- IBは候補校: PYP・MYPの候補校で、まだ認定校ではありません。DPの時期は公式ページで確認できませんでした
- 進学実績は英国本校の数字: 「4割が世界トップ20大へ」はPR記事での英国本校についての説明で、神戸校の最初の卒業生は2031年の計画です
- 学費は2026/27年度で年280万〜290万円: 年間授業料を全額払う場合の試算では、施設維持費・入学金・出願料を足した2026/27年度(2026年8月〜)の初年度は364万5千円〜374万5千円(本記事の計算)。学期途中の入学では授業料が調整されます
- 制度上の位置づけを確認: 一条校でないインター校では就学義務を果たしたことにならないため、日本国籍のお子さまは特に確認が必要です
出典・参考リンク
- リセマム: 英国名門「ノースロンドン」が神戸に開校する理由…卒業生4割が世界トップ20大へ(2026年10月19日、PR記事)
- NLCS Kobe: Admissions(2026年10月19日確認)
- NLCS Kobe: 授業料・諸費用 Fees 2026/27(2026年10月19日確認)
- NLCS Kobe: 入学評価(2026年10月19日確認)
- NLCS Kobe: About NLCS Kobe(2026年10月19日確認)
- NLCS Kobe: Term Dates(2026年10月19日確認)
- NLCS International: NLCS Kobe(2026年10月19日確認)
- North London Collegiate School: About NLCS(2026年10月19日確認)
- North London Collegiate School: International Baccalaureate(2026年10月19日確認)
- 文部科学省: 学齢児童生徒をいわゆるインターナショナルスクールに通わせた場合の就学義務について(2026年10月19日確認)
- 文部科学省: 高等学校入学資格 Q&A(2026年10月19日確認)
- 文部科学省: 大学入学資格ガイド(2026年10月19日確認)
- 兵庫県: 各種学校(2026年6月1日現在の一覧、2026年10月19日確認)


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