【2026年最新】関西IB認定校 完全比較ガイド:大阪・兵庫・京都・滋賀 全22校を母親目線で徹底解説

「関西でIB(国際バカロレア)教育を受けさせたいけど、学校がたくさんあってどこを選べばいいのかわからない…」

そんなお悩み、よくわかります。実は関西エリアには約22校ものIB認定校があり、大阪・兵庫・京都・滋賀にまたがって選択肢が広がっているんです。でも正直なところ、学費も年間無料の公立校から300万円を超えるインターナショナルスクールまで幅広くて、「うちの子にはどこが合うの?」と迷われるのは当然のことですよね。

このガイドでは、関西にあるIB認定校を母親目線で一校ずつ丁寧に比較していきます。学費、プログラム内容、通学のしやすさ、進路実績など、お母さまが本当に知りたい情報を中心にまとめましたので、ぜひ最後までお付き合いくださいね。

  1. 関西IB認定校マップ:エリア別の全体像をつかもう
  2. 関西IB認定校 大比較テーブル:全校一覧
  3. 大阪府のIB認定校:7校を詳しく見てみましょう
    1. OYIS(大阪YMCA国際専門学校付設インターナショナルスクール)
    2. 大阪府立水都国際高等学校
    3. 大阪女学院高等学校
    4. 大阪インターナショナルスクール(OIS)
    5. コリア国際学園
    6. 近畿大学附属高等学校
    7. Abroad International School 大阪
  4. 兵庫県のIB認定校:4校の魅力に迫ります
    1. カネディアンアカデミー(Canadian Academy)
    2. マリストブラザーズインターナショナルスクール
    3. 関西国際学園 神戸校
    4. AIE国際高等学校
  5. 京都府のIB認定校:3校の個性を比較
    1. 立命館宇治中学校・高等学校
    2. 同志社国際学院初等部・国際部
    3. 京都インターナショナルスクール(KIS)
  6. 滋賀県のIB認定校:虎姫高等学校
  7. 学費徹底比較:本当にかかるお金を整理しましょう
  8. 目的別おすすめガイド:「うちの子にはどこが合う?」
    1. 「学費を抑えたい」ご家庭に
    2. 「小学校からの一貫IB教育」を希望するご家庭に
    3. 「海外大学進学」を見据えるご家庭に
    4. 「英語がまだ十分ではない」お子さまに
    5. 「寮生活で自立心を育てたい」ご家庭に
  9. よくあるご質問(Q&A):お母さまの疑問にお答えします
    1. Q1: 関西のIB校で、日本の大学受験にも対応できる学校はどこですか?
    2. Q2: 途中からIBプログラムに編入することはできますか?
    3. Q3: IBの勉強は本当に大変ですか?子どもが潰れてしまわないか心配です
    4. Q4: 小学校低学年からIB校に入れるメリットは何ですか?
    5. Q5: 関西のIB校から海外の大学に進学する人はどのくらいいますか?
    6. Q6: IBコースと一般コースがある学校では、どんな違いがありますか?
  10. まとめ:関西IB校選びの3つのポイント

関西IB認定校マップ:エリア別の全体像をつかもう

まずは「関西にはどんなIB校があるの?」という全体像を把握しましょう。関西のIB認定校は大きく4つのエリアに分かれています。

エリア 認定校数 特徴 学費レンジ
大阪府 7校 インター系充実、公立IB校あり 無料~216万円/年
兵庫県 4校 老舗インター多数、全寮制あり 179万~337万円/年
京都府 3校 名門私立のIBコース、高い進学実績 153万~191万円/年
滋賀県 1校 公立唯一のDP校 無料(公立)

関西全体で見ると、PYP(初等教育プログラム)対応が18校、MYP(中等教育プログラム)が17校、DP(ディプロマプログラム)が15校あります。そして特筆すべきは、PYP・MYP・DPすべてを一貫して提供する「コンティニュアム校」が6校もあること。これは東京に次ぐ充実ぶりなんです。

「コンティニュアム校って何がいいの?」と思われるかもしれませんが、お子さまが小学校から高校卒業まで一貫してIB教育を受けられるということ。途中で学校を変える必要がないので、お子さまの学びに一貫性が生まれますし、何より転校のストレスがないのは大きなメリットですよね。

関西IB認定校 大比較テーブル:全校一覧

それでは、関西の全IB認定校を一覧で比較してみましょう。「この表を見れば関西のIB校がひと目でわかる」という保存版です。スマートフォンの方は横にスクロールしてご覧くださいね。

学校名 所在地 種別 PYP MYP DP 年間学費目安 言語
大阪府(7校)
大阪YMCA国際専門学校付設 OYIS 大阪市 インター 163万~216万円 英語
大阪府立水都国際高等学校 大阪市 公立 無料 日英
大阪女学院高等学校 大阪市 私立 約100万円 日英
大阪インターナショナルスクール(OIS) 箕面市 インター 約200万~250万円 英語
コリア国際学園 茨木市 各種学校 約80万円 韓国語・日英
近畿大学附属高等学校 東大阪市 私立 約90万円 日英
Abroad International School大阪 大阪市 インター 150万~200万円 英語
兵庫県(4校)
カネディアンアカデミー(Canadian Academy) 神戸市 インター 270万~337万円 英語
マリストブラザーズインターナショナルスクール 神戸市 インター 179万~216万円 英語
関西国際学園 神戸校 神戸市 インター 約180万~220万円 日英
AIE国際高等学校 淡路市 私立(通信制) 約150万円(寮費込み) 日英
京都府(3校)
立命館宇治中学校・高等学校 宇治市 私立 約120万円 日英
同志社国際学院初等部・国際部 木津川市 私立 155万~185万円 日英
京都インターナショナルスクール(KIS) 京都市 インター 153万~191万円 英語
滋賀県(1校)
滋賀県立虎姫高等学校 長浜市 公立 無料 日本語

こうして並べてみると、関西のIB校は本当に多彩ですよね。インターナショナルスクールだけでなく、公立校や一条校(日本の学校制度に基づく学校)でもIBを取得できる選択肢があるのは、関西ならではの強みです。

大阪府のIB認定校:7校を詳しく見てみましょう

大阪は関西最大のIB校集積地。インターナショナルスクールから公立校まで、選択肢の幅広さが魅力です。一つずつ見ていきますね。

OYIS(大阪YMCA国際専門学校付設インターナショナルスクール)

大阪市内にあるYMCA系列のインターナショナルスクールで、PYP・MYP・DPの3プログラムすべてを提供するコンティニュアム校です。「小学校から高校まで、ずっと同じ環境でIB教育を受けさせたい」というご家庭にはぴったりですね。

学費は年間163万~216万円。インターナショナルスクールとしては比較的リーズナブルな部類に入ります。YMCA系列ならではの温かいコミュニティも魅力で、「うちの子、おとなしい性格だけど大丈夫かしら…」と心配されるお母さまにも安心感があります。少人数制で一人ひとりに目が行き届く環境が整っています。

大阪府立水都国際高等学校

「IB教育を受けさせたいけど、学費が…」というお母さまに朗報なのが、この水都国際高校です。なんと公立校なので、学費は実質無料。DPプログラムを提供しており、質の高いIB教育を経済的な負担なく受けることができます。

ただし、公立校ゆえに入学には選抜試験があり、競争率は高めです。英語力だけでなく、IBの学びに対する意欲や適性も問われますので、中学校のうちから準備を始めておくことをお勧めします。「公立でIBが取れるなんてお得すぎる!」という声をよく聞きますが、それだけの価値がある学校です。

大阪女学院高等学校

大阪市内の伝統ある女子校で、DPプログラムを提供しています。「女子校だからこそ、のびのびと自分を表現できる」とおっしゃるお母さまも多いんです。特にIBの探究学習は、自分の意見をはっきり言える環境が大切。女子校ならではの安心感の中でIBに取り組めるのは、大きなメリットではないでしょうか。

一条校なので日本の高校卒業資格もしっかり取得でき、国内大学への進学にも有利です。学費も私立校としては標準的で、IB教育の中ではお手頃な価格帯です。

大阪インターナショナルスクール(OIS)

箕面市に位置するOISは、関西学院大阪インターナショナルスクールとしても知られ、PYP・MYP・DPのフルコンティニュアム校です。広々としたキャンパスで、自然豊かな環境の中でIB教育を受けることができます。

関西学院との連携もあり、大学進学のパスウェイが明確な点も魅力。「小学校からインターに入れて、そのまま大学まで…」という長期的なプランを描きやすい学校です。ただし学費は年間200万~250万円程度と、ある程度の経済的準備は必要になります。

コリア国際学園

茨木市にあるコリア国際学園は、DPプログラムを提供するユニークな学校です。韓国語・日本語・英語の3言語教育を基盤としており、多文化環境の中でIBを学べるという特徴があります。

「韓国にルーツがあるけど、国際的な教育も受けさせたい」というご家庭はもちろん、多言語・多文化環境に魅力を感じるご家庭にも選ばれています。学費は約80万円と、IB校の中ではかなりリーズナブルです。

近畿大学附属高等学校

「近大附属でIBが取れるの?」と驚かれる方もいらっしゃいますが、はい、DPプログラムを提供しています。近畿大学附属校ならではのスケールメリットと、IB教育のきめ細やかさを両立している学校です。

一条校ですので日本の高校卒業資格も取得でき、近畿大学への内部進学という選択肢も。もちろんDP取得後に国内外の難関大学を目指すことも可能です。学費も私立校として標準的な約90万円で、「IB教育にチャレンジしてみたいけど、あまり冒険はしたくない」というお母さまには安心感のある選択です。

Abroad International School 大阪

PYPとMYPを提供するインターナショナルスクールで、幼児期から中学校段階までのIB教育に特化しています。学費は年間150万~200万円。「まずは小さいうちからIBの学びに触れさせたい」というご家庭にぴったりの学校です。

DPは提供していませんが、MYP修了後に他のDP提供校へ進学するという道筋も十分考えられます。関西にはDP校が豊富にありますから、まずはAbroad ISでIBの基礎を身につけてから次のステップを考える、という戦略も有効ですね。

兵庫県のIB認定校:4校の魅力に迫ります

兵庫県、特に神戸は古くから国際色豊かな街。そのためインターナショナルスクールの歴史も深く、IB教育においても関西トップクラスの実績を誇る学校が集まっています。

カネディアンアカデミー(Canadian Academy)

神戸の六甲アイランドに位置するカネディアンアカデミーは、関西最高峰のIB校と言っても過言ではありません。PYP・MYP・DPのフルコンティニュアム校で、IB DP平均スコア34.0という素晴らしい実績を持っています。世界平均が約30点であることを考えると、この数字がいかに優秀かおわかりいただけるでしょう。

正直に申し上げると、学費は年間270万~337万円と関西で最も高い水準です。でも、その分だけの教育の質があると感じているご家庭が多いのも事実。海外の名門大学への進学実績も豊富で、「将来は海外の大学も視野に入れたい」というお母さまには、投資に見合う価値があるのではないでしょうか。

六甲アイランドという立地も特徴的で、海に囲まれた国際色豊かなエリアで伸び伸びと過ごせる環境です。寮はありませんが、通学バスが充実しています。

マリストブラザーズインターナショナルスクール

同じく神戸にあるマリストブラザーズは、カトリック系のインターナショナルスクールです。PYP・MYP・DPのフルコンティニュアム校で、学費は年間179万~216万円。カネディアンアカデミーと比べるとややお手頃です。

カトリックの精神に基づく人間教育とIBの探究学習を融合させた教育は、「学力だけでなく、人としての成長も大切にしたい」というお母さまに支持されています。温かい学校の雰囲気は、お子さまが安心して学べる環境を作ってくれます。

関西国際学園 神戸校

関西国際学園は、日本語と英語のバイリンガル教育をベースにしたIB校で、PYP・MYP・DPのフルコンティニュアムを提供しています。「英語ができないとインターは無理?」と心配される方にとって、日英バイリンガル環境は心強い選択肢ですよね。

「うちの子、英語はそこまで得意じゃないけど、IB教育には興味がある」というお母さまには、日本語でもサポートを受けながらIBに取り組めるこの学校がお勧めです。

AIE国際高等学校

淡路島という一風変わった立地にある全寮制のIB校です。DPプログラムを提供しており、通信制高校をベースとしながらIBディプロマの取得を目指せます。

「全寮制って、うちの子を手放すみたいで不安…」というお気持ち、よくわかります。でもAIE国際高校の寮生活は、自立心や国際感覚を育む貴重な機会。淡路島の豊かな自然環境の中で、少人数の仲間と切磋琢磨しながらIBに取り組む経験は、お子さまの人生にとってかけがえのないものになるはずです。

学費は寮費込みで約150万円。全寮制でこの価格は、かなりリーズナブルと言えます。

京都府のIB認定校:3校の個性を比較

京都のIB校は数こそ3校ですが、それぞれが非常に個性的。名門私立のIBコースから老舗インターナショナルスクールまで、質の高い選択肢が揃っています。

立命館宇治中学校・高等学校

立命館宇治は、DP取得率90%という驚異的な数字を誇る、関西屈指の進学実績を持つIB校です。「IB校に入ったはいいけど、DPが取れなかったらどうしよう…」という不安は、お母さまなら当然持ちますよね。でも立命館宇治なら、その心配はかなり軽減されます。

一条校ですので日本の高校卒業資格も取得でき、立命館大学への内部進学というセーフティネットもあります。もちろんDP取得後に海外大学や国内の難関大学を目指す生徒も多く、進路の選択肢が広いのが魅力です。

宇治という立地は、京都市内からは少し離れますが、JR・京阪の駅からアクセス可能。「京都の落ち着いた環境で学ばせたい」というお母さまには理想的です。

同志社国際学院初等部・国際部

同志社の名前を冠するIB校で、PYPとDPを提供しています。学費は年間155万~185万円。同志社大学へのエスカレーター進学も見据えつつ、IBディプロマという国際的な資格も手に入れられるのは、非常に魅力的なコンビネーションではないでしょうか。

木津川市(けいはんな学研都市エリア)という立地は、研究・教育機関が集まる知的な環境。「教育熱心なご家庭が多いエリアで、刺激を受けながら成長してほしい」というお母さまのご期待に応えられる学校です。

京都インターナショナルスクール(KIS)

京都市内にあるKISは、PYP・MYP・DPのフルコンティニュアム校です。学費は年間153万~191万円で、インターナショナルスクールとしてはかなり通いやすい価格帯。

京都という国際観光都市にあるインターナショナルスクールならではの、多文化な学習環境が特徴です。世界中から集まる生徒たちと日常的に交流できることは、お子さまの国際感覚を自然に育てます。「京都の文化的な環境と、グローバルな教育の両方を」という、ちょっと欲張りなご希望も叶えてくれる学校です。

滋賀県のIB認定校:虎姫高等学校

滋賀県で唯一のIB認定校が、県立虎姫高等学校です。公立校なので学費は無料。水都国際と並んで、関西で「お金をかけずにIBを取れる」貴重な存在です。

長浜市にあるため、大阪や京都からの通学は現実的ではありませんが、滋賀県内や京都北部のご家庭には非常にありがたい選択肢。「IB教育に興味はあるけど、インターの学費は到底無理…」というお母さまでも、虎姫高校なら夢が実現できます。

公立校ならではの落ち着いた学習環境と、IBの国際的なカリキュラムの組み合わせは、実はとてもバランスの良い選択なんです。

学費徹底比較:本当にかかるお金を整理しましょう

お母さまが最も気になるのは、やっぱり学費ですよね。「ホームページに書いてある金額以外にも、いろいろかかるんでしょう?」というご心配、ごもっともです。ここでは、できるだけ正直に学費を比較してみます。

学校名 年間授業料 入学金目安 区分 コスパ評価
水都国際高校(大阪) 無料 公立 最高
虎姫高校(滋賀) 無料 公立 最高
コリア国際学園 約80万円 約20万円 各種学校 非常に高い
近畿大学附属高校 約90万円 約25万円 私立一条校 非常に高い
大阪女学院高校 約100万円 約30万円 私立一条校 高い
立命館宇治高校 約120万円 約30万円 私立一条校 高い
AIE国際高校(寮費込) 約150万円 約25万円 私立通信制 高い(寮込み)
Abroad IS 大阪 150万~200万円 約30万円 インター 標準
京都IS(KIS) 153万~191万円 約40万円 インター 標準
同志社国際学院 155万~185万円 約50万円 私立 標準
OYIS(大阪) 163万~216万円 約40万円 インター 標準
マリストブラザーズ 179万~216万円 約50万円 インター 標準
関西国際学園 神戸校 180万~220万円 約40万円 インター 標準
OIS(箕面) 200万~250万円 約50万円 インター やや高い
カネディアンアカデミー 270万~337万円 約60万円 インター プレミアム

ここで注意していただきたいのは、授業料以外にもスクールバス代、教材費、制服代、課外活動費、IB試験登録料(DP生の場合)などがかかること。特にインターナショナルスクールの場合、これらの追加費用が年間30万~80万円ほどになることもあります。

ただ、「高い=良い教育」とは限りません。公立の水都国際高校や虎姫高校でも、素晴らしいIB教育を受けることができます。大切なのは、お子さまに合った環境を選ぶこと。お財布と相談しながら、無理のない範囲で最善の選択をしていきましょうね。

目的別おすすめガイド:「うちの子にはどこが合う?」

ここからは、よくあるご相談パターン別に、おすすめの学校をご紹介します。お子さまやご家庭の状況に近いものを見つけてくださいね。

「学費を抑えたい」ご家庭に

おすすめ校 年間学費 ポイント
水都国際高校 無料 公立DP校、大阪市内、高い倍率
虎姫高校 無料 公立DP校、滋賀県長浜市
コリア国際学園 約80万円 DP対応、多文化環境、リーズナブル
近畿大学附属高校 約90万円 一条校、近大への内部進学可能

正直に申し上げると、公立校は入学の競争が激しいです。でも「まずは受験だけでもしてみよう」と挑戦する価値は十分にあります。ダメだった場合の併願先として、近畿大附属や大阪女学院を準備しておくと安心ですよ。

「小学校からの一貫IB教育」を希望するご家庭に

おすすめ校(コンティニュアム) 提供プログラム 特徴
カネディアンアカデミー PYP→MYP→DP 関西最高峰の実績、IB平均34.0
OIS PYP→MYP→DP 関学系列、広大なキャンパス
マリストブラザーズ PYP→MYP→DP カトリック教育、温かい校風
関西国際学園 神戸校 PYP→MYP→DP 日英バイリンガル、英語初心者OK
OYIS PYP→MYP→DP YMCA系列、少人数制
京都IS(KIS) PYP→MYP→DP 京都の文化的環境、多国籍

コンティニュアム校の最大のメリットは、教育の一貫性です。PYPで身につけた「探究する力」がMYPで深まり、DPで大きく花開く。この流れを同じ学校で経験できるのは、お子さまにとって大きなアドバンテージになります。

ただし、コンティニュアム校は基本的にインターナショナルスクールが多いため、学費は高めです。小学校から高校卒業まで12年間通うと考えると、総額は相当な金額になります。長期的な資金計画をしっかり立てておくことが大切ですね。

「海外大学進学」を見据えるご家庭に

おすすめ校 強み 進学先の傾向
カネディアンアカデミー IB平均34.0、英語完全環境 北米・欧州の名門大学多数
立命館宇治 DP取得率90%、手厚い進学指導 国内外バランス良く
OIS 関学系列、国際的ネットワーク 英語圏大学を中心に

海外大学進学を目指すなら、IBスコアが重要です。多くの海外大学では、IBディプロマの取得とスコアが入学条件に含まれます。カネディアンアカデミーのIB平均34.0は世界的に見ても優秀な水準で、海外大学進学に強い環境です。

立命館宇治はDP取得率90%という安定感が魅力。「IBに挑戦したいけど、取れなかったらどうしよう」という不安を抱えるお母さまにとって、この数字は大きな安心材料になるはずです。

「英語がまだ十分ではない」お子さまに

おすすめ校 言語サポート 特徴
関西国際学園 神戸校 日英バイリンガル 日本語サポート充実
立命館宇治 日英 一条校、日本語ベース可能
水都国際高校 日英 公立、段階的な英語力向上
同志社国際学院 日英 バイリンガル環境

「インターナショナルスクールは英語ペラペラじゃないと入れないんでしょう?」と思われがちですが、実はそんなことはありません。日英バイリンガル対応の学校を選べば、英語力を伸ばしながらIB教育を受けることができます。

特に関西国際学園は、日本語と英語の両方で授業を行うスタイル。「いきなり全部英語は心配」というお母さまにも安心していただけるはずです。

「寮生活で自立心を育てたい」ご家庭に

AIE国際高等学校(淡路島)が唯一の選択肢となります。全寮制でDPを取得できる環境は、関西ではここだけ。淡路島の自然に囲まれた環境で、同じ志を持つ仲間と寝食を共にしながらIBに取り組む経験は、お子さまを大きく成長させてくれるでしょう。

「親元を離れて大丈夫?」というご心配はもっともですが、寮にはスタッフが常駐しており、生活面のサポートも充実しています。学費も寮費込みで約150万円とリーズナブルです。

よくあるご質問(Q&A):お母さまの疑問にお答えします

Q1: 関西のIB校で、日本の大学受験にも対応できる学校はどこですか?

一条校(日本の学校教育法に基づく学校)であれば、日本の高校卒業資格も同時に取得できます。関西では立命館宇治、大阪女学院、近畿大学附属、水都国際、虎姫が該当します。これらの学校なら、IBディプロマを活用した大学入試(IB入試)と、通常の入試の両方にチャレンジできるので、進路の選択肢が広がります。

最近は国内の多くの大学がIB入試を導入しており、東京大学、京都大学、大阪大学、早稲田大学、慶應義塾大学なども対応しています。「IBを取ったら日本の大学に行けなくなるのでは?」というご心配は、今やほとんど不要です。

Q2: 途中からIBプログラムに編入することはできますか?

学校によりますが、MYPやDPの途中編入は一般的にハードルが高いです。特にDPは2年間の一貫したプログラムなので、途中からの参加は難しいケースがほとんど。PYPは比較的柔軟に対応してもらえることが多いです。

「中学校までは普通の学校に通って、高校からIBに」という場合は、DP校への入学が最もスムーズです。立命館宇治や水都国際などは、まさにそのパターンに最適ですね。

Q3: IBの勉強は本当に大変ですか?子どもが潰れてしまわないか心配です

正直に申し上げると、IBのDP(高校2年間)はかなりハードです。6科目の勉強に加えて、課題論文(EE)、知の理論(TOK)、創造・活動・奉仕(CAS)をこなす必要があります。お子さまが「何のためにIBをやるのか」という動機をしっかり持っていることが大切です。

ただ、「大変」は「辛い」とは違います。IBの学びは探究型なので、自分の興味のあるテーマを深掘りする楽しさがあります。「勉強しなさい」と言わなくても自ら学ぶようになった、というお母さまの声をよく聞きます。学校のサポート体制もしっかりしているので、一人で抱え込むことはありません。

Q4: 小学校低学年からIB校に入れるメリットは何ですか?

PYP(初等教育プログラム)は、「学ぶことの楽しさ」を知る時期に最適なプログラムです。暗記中心ではなく、「なぜ?どうして?」を大切にする探究学習は、小さなお子さまの好奇心を最大限に引き出してくれます。

関西でPYPを提供しているのは、OYIS、OIS、マリストブラザーズ、関西国際学園神戸校、Abroad IS大阪、同志社国際学院、京都ISの7校。このうちコンティニュアム校を選べば、MYP・DPへとシームレスに進めます。

Q5: 関西のIB校から海外の大学に進学する人はどのくらいいますか?

学校によって大きく異なります。カネディアンアカデミーやOISなどのインターナショナルスクールでは、卒業生の半数以上が海外大学に進学するケースも珍しくありません。一方、立命館宇治や近畿大附属などの一条校では、国内大学への進学が中心で、海外大学は数名~十数名程度です。

海外大学進学を視野に入れるなら、学校の進学サポート体制も重要なチェックポイント。エッセイ指導、推薦状の充実度、大学情報の提供など、具体的にどんなサポートがあるか確認しておきましょう。

Q6: IBコースと一般コースがある学校では、どんな違いがありますか?

立命館宇治や近畿大附属のように、IB専用コースと一般コースが併存する学校もあります。IBコースは少人数制で探究型の授業が中心、一般コースは通常の日本のカリキュラムが中心です。

IBコースの生徒は、プレゼンテーションやディスカッションの機会が多く、「自分の意見を言える子に育ってほしい」というお母さまのご希望に合致しやすいです。ただし、部活動との両立はハードになりがちで、特にDP2年間は勉強に集中する必要があるかもしれません。

まとめ:関西IB校選びの3つのポイント

長い記事にお付き合いいただき、ありがとうございました。最後に、関西でIB校を選ぶ際の大切なポイントを3つにまとめますね。

1. まず「IB教育で何を実現したいか」を明確にしましょう

海外大学進学なのか、グローバルな視野を持った人間になることなのか、英語力の向上なのか。目的によって最適な学校は変わってきます。カネディアンアカデミーのようなトップ校から、水都国際のような公立校まで、関西には幅広い選択肢があります。目的を絞ることで、選びやすくなりますよ。

2. 「12年間の学費総額」で考えましょう

年間学費だけでなく、入学から卒業までの総額をシミュレーションしてください。コンティニュアム校に小学校から通えば12年間、DP校だけなら2~3年間。無理のない範囲で、お子さまに最善の教育環境を提供できるプランを立てましょう。公立校という選択肢があることも忘れずに。

3. 「学校見学」は絶対に複数校行きましょう

ウェブサイトやパンフレットだけでは、学校の雰囲気は伝わりません。実際に足を運んで、先生方の表情、生徒たちの様子、校舎の清潔さ、通学ルートの安全性など、お母さまの目で確認してください。お子さまと一緒に行って、「ここで学びたい」と思える学校を見つけることが、IB教育成功の第一歩です。

関西は、IB教育において非常に恵まれたエリアです。約22校もの選択肢があるからこそ迷いますが、それは裏を返せば「お子さまにぴったりの学校がきっと見つかる」ということ。このガイドが、皆さまの学校選びの一助になれば幸いです。

各学校の最新情報は変更される場合がありますので、必ず各校の公式サイトもご確認くださいね。お子さまの素晴らしい未来に向けて、一緒に最善の一歩を踏み出しましょう。

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