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「英検の級は取れたけれど、それで英語入試は大丈夫なのかしら」「帰国生入試と英語入試って、何が違うの?」。英語が得意なお子さんをお持ちのご家庭ほど、中学受験での英語の生かし方に迷われるのではないでしょうか。
そんななか、朝日新聞が2026年9月29日(日本時間)、「【KAに聞く1】中学受験の『英語入試』は一つではない スコアだけでは測れない、難関校が見る力」という見出しの記事を配信しました。見出しからは、英語入試には複数の形があり、難関校は英語のスコア以外の力も見ている、という問題提起が読み取れます。
この記事では、報道の見出しと、公開されている学校の入試資料・塾の公式発表をもとに、「スコア以外に見られる力」とは何か、ご家庭で今から何を確かめておけばよいのかを整理します。なお、今回の朝日新聞の記事本文は当ブログで確認できていないため、本文の具体的な内容には踏み込まず、公式資料で確かめられる範囲でお話ししますね。
ニュースの概要
見出しにある「KA」は、帰国生・英語入試の指導で知られる塾「帰国子女アカデミー(Kikokushijo Academy)」の略称とみられます。運営会社のGlobal KA Holdingsは公式発表で、同アカデミーを自社が運営する教育ブランドと説明しています。記事タイトルの「1」から、シリーズの第1回と考えられますが、連載の回数や取材を受けた方の氏名・肩書は確認できていません。
| 項目 | 確認できた内容 |
|---|---|
| 媒体・配信日 | 朝日新聞、2026年9月29日(日本時間) |
| 見出しのテーマ | 中学受験の英語入試は一つではない/スコアだけでは測れない、難関校が見る力 |
| 「KA」 | 帰国子女アカデミー(運営:Global KA Holdings)とみられる |
| 未確認の点 | 記事本文の詳細、取材対象者、記事で取り上げた学校名 |
Global KA Holdingsは、英語入試・帰国生入試をまとめた中学受験ガイドを紹介する発表のなかで、英語入試の例として「英語を入試科目にする方式」に加え、「英語資格や面接を用いる方式」を挙げています。また、同社の2026年3月5日付の合格実績に関する発表では、創設者が、帰国生入試では英語力だけでなく、自分で考え、その考えを明確に伝える力が必要だと述べています。これは塾側の説明ですが、今回の見出しの問題意識と重なる内容といえそうです。
ポイント:「英語入試」とひとことで言っても、英語の筆記試験、英語資格の活用、英語での面接など、形はさまざまです。つまり、同じ「英語入試」でも学校によって準備すべきことが大きく変わるということです。
背景と解説
では、実際の難関校の入試はどうなっているのでしょうか。ここでは、学校が公式に公開している2027年度の入試情報から、英語を使う帰国生入試の例を2校見てみます。どちらも、今回の朝日新聞の記事に登場した学校かどうかは確認できていない、あくまで参考例です。
渋谷教育学園渋谷中学校の2027年度帰国生入試は、「英語・国語・算数・英語面接」の方式と、「作文・国語・算数・面接」の方式の2つがあり、募集人員は男女計12名です。また、インターネット出願の前に応募資格確認審査を受ける必要があり、その受付期間は2026年12月1日から11日(必着)と案内されています。
慶應義塾湘南藤沢中等部の2027年度帰国生入試では、一次試験で「国語・社会・理科・算数」の4科目か、「国語・英語・算数」の3科目かを出願時に選びます。一次試験の合格者は、二次試験で面接と体育を受けます。日程は一次が2027年2月2日、二次が2月4日です。出願後に受験科目を変えることはできないとされています。
両校の方式を図1にまとめました。

こうして並べると、共通点が見えてきます。英語が課される方式でも、国語や算数、面接がセットになっているんです。英語を選択する場合も、国語・算数や面接への準備が必要です。具体的な合否判定方法や評価基準は、今回確認した資料からは分かりません。
面接についても、英語で受け答えできるかどうかだけでなく、質問の意図をくみ取り、自分の経験や考えを筋道立てて話せるかが問われると考えられます。これは国際バカロレア(IB)の学校が大切にする「探究する力」や「コミュニケーション力」とも通じる部分です。ただし、各校が面接で何を評価しているかの具体的な基準は、公式には詳しく公開されていないことが多い点には注意が必要です。
保護者への影響と今できる対応
今回のテーマは、帰国生のご家庭だけでなく、国内で英語を学んできて英語入試を検討しているご家庭にも関係します。「英検の級を上げること」をゴールにしてしまうと、入試本番で求められる力とずれてしまう可能性があるんですね。
また、英語入試と帰国生入試は、名前が似ていても出願資格が異なる場合があります。帰国生入試は海外での滞在期間などの条件を満たす子どもが対象になることが多く、国内で英語を学んできた子どもは受けられないこともあります。どちらの枠が自分の家庭に当てはまるのかを、まず整理しておくと、その後の準備がぐっと進めやすくなりますよ。
志望校を考えるときは、次の点を確認しておくと安心です。
- 方式の中身:英語の筆記、英語資格の活用、英語面接、作文のどれがあるか。国語・算数も課されるか
- 出願資格:帰国生入試の場合、海外在住期間や帰国時期などの条件、事前の資格審査の有無
- 募集人員:少人数の枠は倍率が読みにくいため、併願計画の立て方に影響します
- 日程と科目選択:出願後に科目を変更できない学校もあるため、早めに方針を決める
- 面接の形式:英語か日本語か、個人か集団か。保護者面接があるかどうか
注意:入試の方式や日程、募集人員は年度ごとに変わることがあります。本記事で紹介したのは2027年度の情報です。受験する年度の募集要項を、必ず学校の公式サイトで確認してください。
家庭でできる準備としては、英語の問題演習に加えて、日常の中で「どうしてそう思うの?」と問いかけ、子どもが自分の言葉で考えを説明する機会を増やすことがおすすめです。本を読んだあとに感想を話し合う、ニュースについて意見を交わすといった小さな積み重ねが、作文や面接の土台になります。国語や算数の学習時間とのバランスも、塾の先生と相談しながら決めていきたいですよね。
ポイント:今回紹介した2校では、英語を選ぶ方式でも国語・算数や面接が課されます。英語以外の試験にも備えましょう。「英語で何を考え、どう伝えられるか」まで意識して準備することが、英語入試を生かす近道です。
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まとめ
- 英語入試は一つではない:英語の筆記、英語資格の活用、英語面接など、学校ごとに形が違います
- スコア以外も見られる:公式資料を見ると、英語に国語・算数や面接を組み合わせる難関校があります
- 記事本文は未確認:朝日新聞の記事の詳細や取材対象者は確認できておらず、今後の連載も含めて注目です
- 募集要項の確認が第一歩:方式・出願資格・日程・科目選択の期限は、受験年度の公式情報で確かめましょう
- 考えを伝える力を育てる:家庭での対話が、作文や面接の準備につながります


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