英検4・5級チャレンジキャンペーンが2026年度で終了、無償再受験の条件を確認

英検4級・5級チャレンジキャンペーンで、通常受験した回ごとに無償再受験できる検定回を示した表 IB最新ニュース

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「はじめての英検、もし不合格だったらどうしよう」――小学生のお子さまに英検4級や5級を受けさせようと考えたとき、そんな不安がよぎるご家庭も多いのではないでしょうか。受験料もかかりますし、子どもががっかりする姿は見たくないですよね。

そうした家庭の背中を押してきたのが、不合格でも次回・次々回の検定を無償で再受験できる「英検4級・5級チャレンジキャンペーン」です。このキャンペーンが、2026年度第3回検定をもって終了することになりました。

この記事では、日本英語検定協会の公式発表と特設サイトをもとに、終了までのスケジュール、すでに対象になっている人がいつまで無償で再受験できるのか、そしてこれから4級・5級を受ける家庭が確認しておきたい条件を整理します。

ニュースの概要

公益財団法人 日本英語検定協会(以下、英検協会)は、2026年10月23日に公式サイトのお知らせ欄で「英検4級・5級チャレンジキャンペーン」の終了を発表しました。教育情報サイトのリセマムも10月27日にこの発表を報じています。

項目 内容
発表主体 公益財団法人 日本英語検定協会(東京都新宿区)
発表日 2026年10月23日(公式サイトのお知らせ掲載日)
内容 英検4級・5級チャレンジキャンペーンを2026年度第3回検定をもって終了
開始時期 2023年度
利用者数 開始以来、延べ約18万人(英検協会の発表)

英検協会は、このキャンペーンを「英語学習スタート支援」として始め、4級・5級に挑戦する人の受験機会を広げ、学習の継続を後押しすることを目的にしてきたと説明しています。そのうえで、延べ約18万人が利用し、当初の目的を一定程度果たすことができたと考え、終了を決めたとしています。今後も英語学習に取り組む人を支える施策を検討していくとのことですが、今回の終了告知には、具体的な後継制度の記載はありません。

背景と解説

そもそもどんなキャンペーンだったのか

キャンペーンの仕組みはシンプルです。英検(従来型)の4級・5級を、国内の学校や塾などの「準会場」で通常(有償)受験し、不合格だった場合に、その次の回と次々回の検定を、同じ準会場・同じ級で受けるなら検定料が無償になる、というものです。つまり、1回分の検定料で最大3回までチャレンジできる仕組みだったということです。

ここで出てくる「準会場」とは、英検協会が認めた団体(学校や学習塾など)が設置する試験会場のことです。受験者が所属する団体を通じて申し込み、その団体の会場で受験します。一方、個人でインターネットなどから申し込んで受ける「本会場」での受験は、このキャンペーンの対象外でした。

なお、4級と5級の合否は一次試験(リーディング・リスニング)だけで判定されます。2026年度の準会場の検定料は4級が2,800円、5級が2,400円です(本会場は4級4,600円、5級4,000円)。

ポイント:英検協会の特設サイトによると、キャンペーンを利用して最大3回受験した人の累計合格率は、4級で約81%、5級で約93%だったそうです(英検協会調べ)。「一度でだめでも続けて挑戦できる」ことが、多くの家庭に安心感を与えてきたのではないでしょうか。

終了後も「すでに対象の人」は無償で再受験できる

気になるのは、「もう受けてしまったけれど、不合格だったらどうなるの?」という点ですよね。英検協会の発表では、2026年度第3回検定までに準会場で通常受験し、不合格(欠席を除く)となった人は、従来どおり次回・次々回の検定を無償で再受験できるとしています。対応は図1にまとめました。

英検4級・5級チャレンジキャンペーンで、通常受験した回ごとに無償再受験できる検定回を示した表
図1:通常受験した回と無償再受験できる回の対応(日本英語検定協会の終了告知、2026年10月23日掲載より作成)

たとえば2026年度第3回を準会場で通常受験して不合格だった場合は、2027年度第1回と第2回が無償の対象になります。一方、2027年度第1回以降の通常(有償)受験では、新たな無償再受験の資格は得られません。言い換えると、新たにキャンペーンの対象になれるのは、2026年度第3回の通常受験が最後ということになります。

保護者への影響と今できる対応

2026年度第3回のスケジュール

これから4級・5級を受けようと考えているご家庭にとって、直近のチャンスは2026年度第3回です。英検協会の公式日程によると、団体申込の受付期間は2026年10月30日から12月14日までです。準会場の一次試験は2027年1月15日・16日・17日・22日・23日・24日のうち、団体が選んだ1日程で行われます。ウェブでの合否公開は2027年2月15日の予定です。

項目 2026年度第3回検定
団体申込の受付期間 2026年10月30日〜12月14日
準会場の一次試験 2027年1月15日・16日・17日・22日・23日・24日(団体が1日程を選択)
ウェブ合否公開 2027年2月15日

ただし、学校や塾ごとに独自の申込締め切りを設けていることもあります。協会の受付期間がまだ残っていても、団体内の締め切りはもっと早いかもしれませんので、通っている学校・塾の案内を早めに確認しておくと安心です。

対象になるかを確かめるポイント

キャンペーンには細かい条件があります。図2に確認ポイントをまとめました。

英検4級・5級チャレンジキャンペーンの無償再受験の対象になるかを確かめる5つのチェックポイント
図2:無償再受験の対象かどうかの確認ポイント(日本英語検定協会のキャンペーン特設サイトより作成)
  • 通っている学校・塾が準会場として実施しているか:キャンペーンは準会場の団体申込に限られます。所属先が準会場を実施しない場合、英検協会の特設サイトには、一般受験者を受け入れている塾を探すページも用意されています
  • 無償で受ける回に同じ準会場で受けられるか:無償再受験は、不合格だった回と同じ団体・同じ級での申し込みに限られます。次回は申し込まず、次々回だけ無償で受けることも可能です。特設サイトによると、卒業などで所属が変わっても、卒業前の所属団体から申し込めば対象になるとされています
  • 申込は団体を通して行う:無償再受験の申込と申請は団体が行います。申込期間内に団体へ「チャレンジキャンペーンの無償受験」であることを伝えましょう
  • 次々回が無償にならないケースを知っておく:無償再受験で合格した場合や、無償再受験を申請・申込したのに欠席した場合は、次々回の無償受験はできません

注意:特設サイトのよくある質問では、無償受験の予定なのに受験者自身が申し込み・検定料の支払いをしてしまうと、その回は有償受験の扱いになり、キャンセルや返金はできないと案内されています。団体から届いた申込案内の手続きを進める前に、無償受験であることを団体に伝えたか確認してください。

「急いで受けるべき?」と迷ったら

キャンペーンが終わるからといって、準備が整っていないうちに慌てて受ける必要はありません。終了後も4級・5級の検定そのものは続きますし、準会場の検定料はもともと本会場より安く設定されています。お子さまの学習の進み具合を見ながら、「第3回で挑戦して、もしだめでも2027年度第1回・第2回で無償で再挑戦できる」という最後の機会をどう生かすか、ご家庭で話し合ってみてはいかがでしょうか。

英検4級・5級は、お子さまにとって英語学習の最初の目標になりやすい級です。合否の結果だけでなく、成績表の英検CSEスコアで技能ごとの得意・不得意を見られる点も、学習の振り返りに役立ちます。

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まとめ

  • キャンペーンは2026年度第3回で終了: 英検協会が2026年10月23日に発表。2023年度の開始以来、延べ約18万人が利用しました
  • すでに対象の人は無償再受験が可能: 2026年度第3回までに準会場で通常受験して不合格だった人は、条件を満たせば次回・次々回が無償の対象になります(最も遅い人で2027年度第2回まで。無償再受験での合格や申込後の欠席などの場合、次々回は除きます)
  • 新たに対象になれるのは第3回が最後: 2027年度第1回以降の通常(有償)受験では、新たな無償再受験の資格は得られません
  • 条件は「準会場・同じ団体・同じ級」: 個人申込や本会場受験は対象外。申込と申請は団体を通して行います
  • 第3回の団体申込は10月30日〜12月14日: 学校・塾の独自の締め切りも早めに確認しましょう

出典・参考リンク

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