広尾学園で海外大学フェア開催、海外150校が参加:校内フェアで得られる情報とは

広尾学園を会場に開かれた海外大学フェアの参加大学数(2024年・2025年・2026年)を比べた棒グラフ IB最新ニュース

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「海外の大学も選択肢に入れたいけれど、どこから情報を集めればいいの?」――お子さまの進路を考え始めたとき、こんなふうに迷うご家庭は多いのではないでしょうか。海外大学の情報はインターネットにあふれている一方で、大学の担当者に直接話を聞ける機会は、日本にいるとなかなかありません。

そんな中、読売新聞オンラインの「中学受験サポート」が2026年10月27日、広尾学園中学校・高等学校(東京都港区)で開かれた海外大学フェアの様子を伝えました。米国やカナダ、ヨーロッパ、アジアなどの海外大学150校と国内大学17校が、一つの学校の校舎に集まったというものです。

この記事では、学校の公式ブログやフェアの案内ページをもとに、どんなフェアだったのか、誰が参加できるのか、そして海外大学進学を考えるご家庭がこうした場から何を得られるのかを整理していきます。

ニュースの概要

広尾学園は2026年9月11日(金)、校内で海外大学フェア「Kanto Plain College Fair 2026」を開催しました。同校の公式ブログ(2026年10月1日掲載)によると、海外大学150校、日本国内大学17校が参加し、海外大学進学に関心のある広尾学園・広尾学園小石川の生徒や、国内のインターナショナルスクールの生徒など、2,000名ほどの生徒が集まったということです。

項目 内容
名称 Kanto Plain College Fair 2026(海外大学フェア)
開催日・会場 2026年9月11日(金)、広尾学園の校内
参加大学 海外大学150校、国内大学17校(2026年)
来場した生徒 2,000名ほど(広尾学園・広尾学園小石川の生徒、国内のインターナショナルスクールの生徒など)
開催校(Host Schools) 広尾学園中学校・高等学校、American School in Japan、St. Mary’s International School

フェアの案内サイトには、開催校(Host Schools)として広尾学園のほか、American School in JapanとSt. Mary’s International Schoolの名前が並んでいます。参加高校の一覧には、広尾学園小石川や洗足学園中学高等学校、ICU高校(国際基督教大学高等学校)のような日本の学校と、都内・近県のインターナショナルスクールが掲載されています。

実は、広尾学園を会場にしたこのフェアは今年が初めてではありません。同校のブログによると、2024年9月6日には海外大学123校・国内大学20校、2025年9月12日には海外大学150校・国内大学20校が参加し、いずれの年も2,000名ほどの生徒が集まったと報告されています。図1にまとめました。

広尾学園を会場に開かれた海外大学フェアの参加大学数(2024年・2025年・2026年)を比べた棒グラフ
図1:Kanto Plain College Fairの参加大学数の推移(広尾学園ブログより作成)

背景と解説

どんな国・地域の大学が来ていたのか

学校ブログには参加大学の一覧が地域ごとに掲載されています。本記事でその見出しごとに数えると、海外大学150校の内訳は米国92校、ヨーロッパ30校、カナダ13校、アジア11校、オーストラリア・ニュージーランド4校でした(図2)。米国の大学が6割ほどを占めますが、ヨーロッパやアジアの大学も一定数参加していることが分かりますよね。

2026年のフェアに参加した海外大学150校の地域別内訳を示す横棒グラフ
図2:2026年フェアの海外大学150校の地域別内訳(広尾学園ブログの参加大学一覧より作成)

一覧には、米国のBoston UniversityやPurdue University、カナダのUniversity of TorontoやMcGill University、英国のImperial College London、オーストラリアのUniversity of Melbourne、香港のThe Hong Kong University of Science and Technology、韓国のYonsei Universityなどの名前があります。国内大学では、早稲田大学、慶應義塾大学、上智大学、国際基督教大学、東北大学などが参加していました。

「大学フェア」とは何をする場なのか

大学フェアは、各大学の入試担当者などが会場にブースを構え、生徒が自由に回って話を聞く形式のイベントです。つまり、パンフレットやウェブサイトだけでは分かりにくい「その大学がどんな学生を求めているのか」「出願で何を重視するのか」を、担当者に直接質問できる場ということです。

海外大学の選考方法は、国・大学・学部によって異なります。成績や英語力の証明、志望理由書、推薦書などに加え、資格試験の成績や入学試験、面接が必要な場合もあります。求められる書類や条件がこれだけ違うため、担当者から直接聞ける機会はとても貴重なんです。

ポイント:一度に150校以上の大学と接点を持てるのが、校内フェアの大きな特徴です。米国だけでなく、ヨーロッパやアジアの大学も比べられるので、「どの国に行くか」を決める前の情報収集にも向いています。

保護者への影響と今できる対応

まず知っておきたい「参加条件」

気をつけたいのは、このフェアが誰でも参加できるイベントではないことです。フェアの案内ページには、参加登録をした高校の生徒だけが参加できること、そして保護者は参加できない生徒限定のイベントであることが明記されています。つまり、ニュースを見て「うちの子も行ってみたい」と思っても、在籍校が参加校でなければ参加できない、ということです。

注意:Kanto Plain College Fairは一般公開されておらず、保護者の同伴もできません。来年以降の開催日や参加校については、公式サイトや在籍校の進路担当に最新情報をご確認ください。参加できるかどうかは、在籍校の進路担当の先生に確認するのが確実です。

参加できる・できないにかかわらず、家庭でできること

保護者がフェアに入れないからこそ、家庭では「事前」「当日」「事後」の準備が大切になります。図3にチェックリストをまとめました。

大学フェアを情報収集の場にするための5つの準備のチェックリスト
図3:大学フェアを活かすための準備(Kanto Plain College Fairの参加案内をもとに作成)
  • 在籍校の状況を確認する:学校が海外大学フェアに参加しているか、校内で大学説明会を開いているかを、進路担当の先生や学校の配布物で確かめる
  • 参加大学の一覧を一緒に眺める:広尾学園のブログのように、参加大学の一覧が公開されることがあります。国や地域、学びたい分野で気になる大学に印をつけるだけでも、話し合いのきっかけになります
  • 聞きたいことを子どもと整理する:出願に必要な書類、英語力の証明の方法、奨学金や学費の支援などは、大学ごとに違います。質問をメモしておくと、限られた時間を有効に使えます
  • 当日の記録をお願いしておく:話を聞いた大学の担当者の名前や連絡先、聞いた内容をメモして持ち帰るよう、お子さんと事前に決めておきましょう
  • 持ち帰った情報を家族で振り返る:もらった資料や担当者の連絡先をもとに、費用や生活面も含めて家族で話し合いましょう

中学受験の段階で学校を比べているご家庭なら、「海外大学の担当者と接点を持てる機会が校内にあるか」も、学校選びの視点の一つになるかもしれません。説明会などで、海外大学の説明会や大学フェアの実施状況を質問してみるのもよいのではないでしょうか。

ポイント:大学フェアは「その場で出願先を決める場」ではなく、「選択肢を広げ、比べる材料を集める場」です。家庭での事前の話し合いと、事後の振り返りがあってこそ、得た情報が生きてきます。

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まとめ

  • 何があったか: 広尾学園が2026年9月11日、校内で海外大学フェア「Kanto Plain College Fair 2026」を開催し、海外大学150校・国内大学17校が参加しました
  • 来場者: 広尾学園・広尾学園小石川の生徒や国内のインターナショナルスクールの生徒など、2,000名ほどが集まったと学校が報告しています
  • 大学の顔ぶれ: 海外150校のうち米国が92校、ヨーロッパ30校、カナダ13校、アジア11校、オーストラリア・NZ4校でした
  • 参加条件: 参加登録をした高校の生徒限定で、保護者は参加できません
  • 家庭でできること: 在籍校の参加状況の確認、参加大学一覧のチェック、質問の準備、当日の記録、事後の振り返りが大切です

出典・参考リンク

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