東京都のIB認定校40校を比較:公立・私立・インターナショナルスクールの違いと選び方【2026年版】

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「東京でIBを学ばせたいけれど、学校の数が多すぎて、どこから調べればいいのかわからない…」。そんなお母さまのために、この記事では東京都のIB認定校を公立・私立・インターナショナルスクールのタイプごとに整理しますね。

文部科学省の「IB教育推進コンソーシアム」の一覧(2026年6月30日時点)、IBO(国際バカロレア機構)の各校のページ、学校と東京都の公式サイトで確認できたことだけをもとにしています。確認日はいずれも2026年9月24日です。

はじめに:この記事でわかること

  • 東京都のIB認定校40校の内訳
  • 日本の学校(一条校)でDPを学べる5校の、入り方の違い
  • インターナショナルスクールとプリスクールの一覧
  • 費用の例と、学校選びで確かめたいこと

IB事情:東京都のIB認定校は40校

文部科学省の一覧(2026年6月30日時点)では、東京都のIB認定校は40校でした。そのうち、日本の学校教育法上の学校(一条校)が9校で、国立2校・公立1校・私立6校です。残りの31校は、インターナショナルスクールやプリスクールなどの一条校以外の学校です(IB教育推進コンソーシアム:IB認定校・候補校)。

プログラム別に見ると、PYP(3〜12歳)が30校、MYP(11〜16歳)が9校、DP(16〜19歳)が15校です。DPの15校のうち、一部の科目を日本語で学べる日本語DPを行う学校は3校(開智日本橋学園高等学校、千代田高等学校、東京学芸大学附属国際中等教育学校)でした。

東京都のIB認定校40校の内訳
図1:東京都のIB認定校は40校(2026年6月30日時点)
東京都のIB認定校のプログラム別の数
図2:東京都のIB認定校:プログラム別の数

認定校一覧:タイプ別に見る40校

国立・公立(3校)

学校 設置者 IBプログラム
東京学芸大学附属大泉小学校 国立 PYP
東京学芸大学附属国際中等教育学校 国立 MYP・DP(日本語DP)
東京都立国際高等学校 公立(都立) DP

私立の一条校(6校)

学校 IBプログラム
開智日本橋学園中学校 MYP
開智日本橋学園高等学校 DP(日本語DP)
玉川学園中学部 MYP
玉川学園高等部 DP
千代田高等学校 DP(日本語DP)
町田こばと幼稚園 PYP

日本の学校(一条校)でDPを学べる5校

日本の高校の卒業資格を得ながらDPを学べる5校は、入り方がそれぞれ違うので、ここはしっかり押さえておきたいところです。

  • 玉川学園高等部(DP認定 2010年7月21日):国際バカロレア(IB)クラス。2027年度の高校1年生の募集は10名程度で、英検2級以上か同等の英語力が必要です。日本語・英語・英語で出題される数学の筆記試験と、受験生と保護者の面接で選考します(玉川学園:2027年度IBクラス募集要項)。
  • 東京学芸大学附属国際中等教育学校(DP認定 2015年3月31日):デュアルランゲージDPコース。在校生が4年次に選考を受け、5・6年次にDPを学びます。2027年度からは、5年次の4月に編入した生徒はDPを選べません(学芸大附属国際:選抜方法・編入案内)。
  • 東京都立国際高等学校(DP認定 2015年5月3日):国際バカロレアコース。2026年度の選抜は、英語運用能力検査、英語スピーキングテスト、数学活用能力検査、小論文、個人面接でした。東京都は2027年度から9月入学の選抜をやめ、4月入学のみにすると公表しています(都立国際:コース入試情報、東京都教育委員会:2027年度の選抜)。
  • 千代田高等学校(DP認定 2018年2月7日):高校1年は研究コースか開発コースで学び、高校2年からIBコースを選びます。選ぶときの基準として、英語の資格と成績が挙げられています(千代田高等学校:高校の3コース)。
  • 開智日本橋学園高等学校(DP認定 2018年7月24日):6年一貫の中で、5年次にDPクラスを選びます。転編入でDPを希望する場合は、高校1年の4月から在籍している必要があります(開智日本橋学園:転・編入試験)。

DP認定日は、IBO公式の各校のプロフィールで確認したものです(2026年9月24日確認)。つまり、「高校から入ってDPを学ぶ」なら玉川学園や都立国際、千代田(高校2年からIBコース)、「中学から入って、学校の中でDPへ進む」なら学芸大附属国際や開智日本橋、というように、入る時期で候補が変わってくるんですね。

東京都の一条校でDPを学べる5校
図3:東京都の一条校でDPを学べる5校

一条校以外(インターナショナルスクール・プリスクールなど、31校)

学校 IBプログラム
Aoba-Japan International School PYP・MYP・DP
Malvern College Tokyo PYP・MYP・DP
Seisen International School PYP・MYP・DP
Shinagawa International School PYP・MYP・DP
Tokyo International School PYP・MYP・DP
Capital Tokyo International School PYP・MYP
Global Indian International School Tokyo PYP・DP
K. International School Tokyo PYP・DP
British School in Tokyo DP
India International School in Japan DP
St. Mary’s International School DP
Canadian International School Tokyo、Ecole Internationale Franco-Japonaise、Mizuho School、Sakura International School、Tokyo West International School、Yoyogi International School など PYP
Aloha International Preschool、Aoba-Japan Bilingual Preschool(6キャンパス)、Beyondia International School(池袋・目黒)、Keiki Intercultural Preschool、Seven Seas International School、Summerhill International School、Willowbrook International School、東京愛成会あっぷる池上保育園 PYP

出典:IB教育推進コンソーシアム:IB認定校・候補校(令和8年6月30日時点、2026年9月24日確認)

インターナショナルスクールの中には、PYPからDPまで一つの学校で続けられるところ(5校)もあれば、DPだけの学校、PYPだけの学校もあります。

選び方:確かめておきたい4つのポイント

  • 日本の学校の卒業資格が必要か:一条校の中学校・高校を修了すれば、日本の卒業資格が得られます。文部科学省は、日本国籍の子どもの場合、原則として一条校以外のインターナショナルスクールに通うだけでは就学義務を果たしたことにならないと説明しています(文部科学省)。義務教育の年齢の場合は自治体にも確認を
  • いつ入るか:高校から入れるか、中学から入る必要があるか、学校の中で選考があるか
  • 授業の言語:日本語DPの学校か、英語中心の学校か
  • 英語の条件:玉川学園のIBクラスのように、英検2級以上などの条件がある学校も

費用:公立・私立・インターで大きく違う

  • 東京都立国際高等学校:IB生の学年積立金は3年間で495,000円(1年235,000円、2年203,000円、3年57,000円)。授業料は年118,800円と掲載されていますが、学校のページでは、東京都の授業料無償化により原則として負担はないと案内されています(2026年9月24日時点の掲載。都立国際:授業料など諸経費)
  • 千代田高等学校:2年次からIBを選ぶと、毎月の納入金は133,500円(2026年度の生徒募集要項。千代田:2026年度 生徒募集要項)
  • 東京インターナショナルスクール:年間3,300,000〜3,600,000円、新入生は別に1,430,000円(2026–27年度。TIS:School Fees)

国の就学支援金は2026年4月から所得制限がなくなり、東京都内に住んでいて私立高校に通う場合は、都の授業料軽減助成金と合わせて、授業料を上限に2026年度は最大501,000円まで支援されると案内されています(文部科学省、東京都:私立高等学校等授業料軽減助成金)。どちらも授業料に充てるもので、国の制度には国籍・在留資格などの要件、都の助成には都内在住などの要件があり、申請が必要です。

東京都のIB校の費用の例
図4:東京都のIB校:費用の例

アクセス:都内でも場所はさまざま

東京都のIB校は、23区内だけでなく、町田市(町田こばと幼稚園、玉川学園)、八王子市(Tokyo West International School)、小平市(Malvern College Tokyo)、三鷹市(Aoba-Japan Bilingual Preschool 三鷹)などの多摩地域にもあります。毎日の通学を考えて、見学のときに実際の通学ルートも確かめてみてくださいね。

お母さまが気になるリアルな疑問

Q. 公立でIBを学べる学校はありますか?

都立の東京都立国際高等学校(DP)があります。国立では、東京学芸大学附属大泉小学校(PYP)と東京学芸大学附属国際中等教育学校(MYP・DP)です(2026年6月30日時点)。

Q. 高校からDPに入れる学校は?

一条校では、玉川学園高等部のIBクラス(2027年度は10名程度)や、東京都立国際高等学校の国際バカロレアコースがあります。千代田高等学校は高校2年からIBコースを選ぶ形です。

Q. 日本語でDPを学べる学校は?

文部科学省の一覧で日本語DPの印が付いているのは、開智日本橋学園高等学校、千代田高等学校、東京学芸大学附属国際中等教育学校の3校です(2026年6月30日時点)。なお、開智日本橋学園は自校のDPを「バイリンガルIBディプロマ」と説明し、いわゆる日本語DPとは一部性質が異なるとしています。授業の言語は学校に確認してくださいね。

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まとめ:タイプと入る時期で候補を絞ろう

  • 東京都のIB認定校は40校(国立2・公立1・私立の一条校6・一条校以外31。2026年6月30日時点)
  • プログラム別ではPYP30校、MYP9校、DP15校(うち日本語DP3校)
  • 一条校でDPを学べるのは5校で、入る時期と選考の方法がそれぞれ違う
  • 費用は公立・私立・インターで大きく違う

「どのタイプの学校で、いつから学ぶか」を決めると、候補がぐっと絞れますよ。気になる学校があったら、親子で説明会や見学に行ってみてくださいね。

出典・参考リンク

※本記事の内容は2026年9月24日に確認した情報に基づいています。認定状況・入試・学費は変わることがありますので、最新の情報は各学校と東京都の公式サイトでご確認ください。

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