中3で10週間の豪州ターム留学へ 大阪立命館USコース1期生の学びと、家庭が知っておきたい期間の目安

USコース1期生の豪州ターム留学の日程と概要 IB最新ニュース

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「子どもを海外で学ばせたいけれど、1年間の留学はさすがに長すぎる」「夏休みの短期研修だけで本当に力がつくのかな」。そんなふうに迷っているご家庭は多いのではないでしょうか。その中間にあたるのが、現地の学校の1学期分(ターム)だけ通う「ターム留学」です。

2026年9月29日配信(日本時間、RSSによる)の読売新聞オンラインの記事で、大阪府堺市の利晶学園大阪立命館中学校・高等学校で「USコース」の1期生がオーストラリアでの10週間のターム留学を終えたことを特集しています。この記事では、報道と学校公式サイトで確認できた内容をもとに、ターム留学の期間や学びの中身、検討するご家庭が確かめておきたい点を整理しますね。

なお、今回の留学は中学3年生の1学期に行われたものです。高校でのターム留学を考えているご家庭にとっても、「10週間でどんな経験ができるのか」を知る手がかりになるはずです。

ニュースの概要

読売新聞オンラインの報道によると、利晶学園大阪立命館中学校・高等学校のUSコース1期生16人が、西オーストラリア州で10週間のターム留学を経験しました。4月19日に出国し、6月28日に帰国したと報じられています。生徒たちは州都パースと近郊のバッセルトンで、1家庭に生徒1人の形でホームステイしながら、現地の私立校に通い、現地の生徒と同じクラスで授業を受けたとされています。

項目 内容
学校 利晶学園大阪立命館中学校・高等学校(大阪府堺市東区、学校法人利晶学園)
コース USコース(Universal Study Course)。2024年4月に新設された国際系の中高一貫コース
参加者 1期生16人(中学3年生)※報道による
期間 10週間(4月19日出国、6月28日帰国)※報道による
行き先・滞在 西オーストラリア州パース、バッセルトン。1家庭1人のホームステイ ※報道による
報道 読売新聞オンライン(2026年9月29日配信(日本時間、RSSによる))

学校公式サイトのUSコースのページでも、「中学3年生の1学期には全員、オーストラリアに留学」すると説明されています。つまり、一部の希望者だけが行く研修ではなく、コースの全員が参加する前提で組み込まれたプログラムということです。

USコース1期生の豪州ターム留学の日程と概要
図1:1期生のターム留学の概要(読売新聞オンライン2026年9月29日配信(日本時間、RSSによる)の報道より作成)

留学の日程や参加者の概要は図1にまとめました。報道では、生徒の体験談も紹介されています。SNSの利用が制限されていたことで、はじめは時間を持て余したものの、ホストファミリーと話す時間が増えて互いの理解が深まったという声や、節水を心がける暮らしや英語での授業に苦労しながらも、渡航から5週間ほどで英語を頭の中で日本語に置き換えずに話せるようになった、という声が紹介されていると伝えられています。

現地で通った学校は複数校に分かれていたと報じられていますが、学校名などの詳細は、この記事では学校の公式発表で確認できていないため省略します。

背景と解説

USコースとはどんなコース?

学校公式サイトによると、USコースは2024年4月に新設された国際系のコースです。中学1年(G7)から高校3年(G12)までの6年間を通して高い英語力の習得を目指し、英語の授業だけでなく他の教科やアクティビティーの一部も英語で行うと説明されています。いわゆる「イマージョン教育」、つまり英語を学ぶ対象としてだけでなく、英語で他の教科を学ぶ方法をとっているということです。

利晶学園大阪立命館USコースの6年間とターム留学の位置
図2:USコースの6年間の流れ(利晶学園大阪立命館中学校・高等学校「USコース」ページより作成)

6年間の流れは図2のとおりです。学校のページでは、中学2年で自分の研究テーマを決めて海外協力校との合同研究を進め、中学3年で最終発表を行うとされています。また、中学3年の1学期にはターム留学を実施します。西オーストラリア州の学校と連携したオンラインでの学び合いにも取り組むとされています。留学が「行って終わり」ではなく、前後の探究学習とつながるように組まれている点が特徴といえそうです。

高校段階では、高校2年までに必修単位をすべて履修し、高校3年ではカリキュラムを自分で組み立てる、と説明されています。目指す進路としては、海外大学、難関国公立大学の特別選抜入試、難関私立大学の国際系が挙げられています。

学校の成り立ち

学校法人利晶学園の沿革によると、法人は2008年に学校法人立命館と提携協定を結び、2009年に「初芝立命館中学校・高等学校」へ改称しました。さらに2025年4月、法人名を大阪初芝学園から利晶学園に改め、学校名も現在の「利晶学園大阪立命館中学校・高等学校」になっています。見出しの「大阪立命館」はこの学校のことで、京都府などにある立命館の他の附属校とは別の学校です。

ポイント:当ブログはIB(国際バカロレア)を中心に扱っていますが、この学校はIB認定校としてIBO(国際バカロレア機構)の公式検索では確認できませんでした。USコースはIBのプログラムではなく、学校独自のカリキュラムによる国際系コースです。

「ターム留学」という選択肢

ターム留学とは、現地の学校の1学期分の期間だけ在籍して、現地の生徒と一緒に授業を受ける留学の形です。オーストラリアの学校は年4学期制が一般的で、1学期はおおむね10週間前後です。今回の4月中旬から6月末までの日程も、この1学期分にあたる長さです。

数週間の語学研修と比べると、現地校の普通の授業に入り、ホームステイで生活することで「英語を使わざるを得ない時間」が長くなります。一方で、1年間の長期留学ほど日本の学校生活から離れずに済むのが特徴です。報道で紹介された「5週間ほどで日本語を介さずに話せるようになった」という声は、ちょうど折り返し地点を過ぎたころに変化を感じたという実感として、10週間という期間の手応えを考えるヒントになりそうですよね。ただし、どれくらいで慣れるかは一人ひとり違うので、あくまで一例として受け止めたいところです。

保護者への影響と今できる対応

今回のニュースは一つの学校の取り組みですが、「中学・高校の間に、1学期分だけ海外の学校に通う」という選択肢を考えるきっかけになります。学校のプログラムとして参加する場合も、個人で留学エージェントなどを通じて申し込む場合も、確かめておきたい点は共通しています。

注意:今回の記事で紹介した日程・人数・滞在の形は報道によるもので、費用などは確認できていません。学校のコースに関心がある場合は、学校説明会や募集要項で最新の内容を必ず確認してください。

ターム留学を検討するときのチェックリスト

  • 期間と時期:現地の学期(ターム)のどこに合わせるのか。日本の学校の定期テストや行事とどう重なるか
  • 日本の学校での扱い:留学中の授業や単位、出席がどう扱われるか。帰国後に学習の遅れを取り戻す支援があるか
  • 滞在の形:ホームステイか寮か。1家庭に日本人が1人なのか複数なのか
  • 現地校での過ごし方:現地の生徒と同じクラスに入るのか、留学生向けのクラス中心なのか
  • サポート体制:引率や現地スタッフの有無、体調不良やトラブルのときの連絡方法
  • 費用:授業料、滞在費、航空券、保険、お小遣いなど、総額でいくらかかるか
  • 前後の学び:事前学習や帰国後の発表など、留学を学びにつなげる仕組みがあるか

学年と時期の目安

学校の年度は4月始まりです。今回のように中学3年の1学期に留学する場合、2026年9月時点で小学6年生のお子さんが中学に入学すると、中学3年になるのは2029年度です。コースや学校選びと合わせて、何年生のどの時期に海外で学ぶことになるのかを、早めに逆算しておくと準備しやすくなります。

もう一つ気になるのが、お子さん自身の気持ちではないでしょうか。10週間は、はじめのうちは長く感じるかもしれません。報道でも、はじめは時間を持て余したという声がありました。事前に家庭で「困ったときに誰に相談するか」「連絡の頻度をどうするか」を話し合っておくと、親子ともに安心して送り出せそうです。

ポイント:ターム留学は「長期留学ほど長くないが、短期研修より深く現地の学校生活に入れる」選択肢です。期間の長さだけでなく、日本の学校での扱いと前後の学びまでセットで確認するのが大切です。

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まとめ

  • 何があったか: 利晶学園大阪立命館中学校・高等学校のUSコース1期生16人が、西オーストラリア州で10週間のターム留学を経験したと、読売新聞オンライン(2026年9月29日配信(日本時間、RSSによる))が報じました
  • USコースとは: 2024年4月に新設された国際系の中高一貫コースで、中学3年の1学期に全員がオーストラリアへ留学すると学校が説明しています
  • ターム留学の特徴: 現地校の1学期分だけ在籍し、現地の生徒と同じ授業やホームステイを経験できる、短期研修と長期留学の中間の選択肢です
  • IBとの関係: この学校はIBO公式の検索でIB認定校として確認できず、USコースは学校独自のカリキュラムです
  • 家庭でできること: 時期、日本の学校での扱い、滞在の形、サポート、費用、前後の学びを具体的に確認しましょう

出典・参考リンク

このほか、読売新聞オンライン「【特集】10週間の豪州 ターム留学を果たしたUSコース1期生…大阪立命館」(2026年9月29日配信(日本時間、RSSによる))の報道を参考にしました。

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