子どもの英語アプリは何で選ぶ?リセマムの比較記事を公式情報で確かめた料金と注意点

子ども向け英語アプリ6つの料金と対象年齢(2026年10月3日確認) IB最新ニュース

「子どもに英語アプリを使わせてみたいけれど、種類が多すぎてどれがいいのかわからない」。そんなふうに感じている保護者の方、多いのではないでしょうか。無料のものから月額制のものまであって、ランキング記事を見ても順位の理由まではなかなか読み取れませんよね。

2026年9月23日、教育情報サイトのリセマムに掲載された英会話アプリの比較ランキング記事がGoogleニュースで配信されました(記事の初出日は確認できていません)。この記事では、その内容を紹介しながら、子ども向けとして挙げられたアプリの料金や対象年齢を各社の公式情報で確かめた結果をお伝えします。確かめてみると、記事で紹介されているアプリの中に、提供終了が発表されていたサービスが含まれていることもわかりました。

日本でお子さんの英語学習を考えているご家庭はもちろん、海外駐在中で日本語と英語の両方を意識しているご家庭にも、選ぶときの考え方として役立てていただければうれしいです。

ニュースの概要

リセマムの英会話アプリ比較コーナー「ミツカル英会話」に、「英会話アプリ35社おすすめ人気ランキング【2026年9月版※完全無料含む※】初心者向けチャート付き」という記事が掲載されました。Googleニュースでの配信日は2026年9月23日です。なお、2026年10月3日に確認したときには、記事ページに2026年10月1日の日付が表示されていました。

項目 内容
掲載 リセマム「ミツカル英会話」(執筆はミツカル英会話編集部)
総合ランキング上位3つ スピークバディ、Speak、シャドテン
子ども向けの紹介(6つ) 絵本ナビえいご、Khan Academy Kids、スタディサプリENGLISH for KIDS、Studycat 英語を学ぼう、トド英語、Duolingo ABC
比較の軸 AI機能、フィードバック機能、コンテンツの量と質、学習ジャンルの広さ、復習機能、無料体験の条件など

記事の中では「35社」のほか「まずは12社厳選」「34社を一覧表で比較」という表記もあり、数え方は場面によって違うようです。また、記事の末尾には、紹介したサービスを契約・購入するとサイトに売上の一部が還元される場合があると書かれています。つまり、サービスを紹介することで収益を得る可能性がある比較記事だということです。順位は編集部の評価なので、わが家に合うかどうかは別に考えたいところです。

背景と解説

小学校の英語が「教科」になってから

文部科学省によると、2020年度から小学校では3・4年生で「外国語活動」(年35単位時間)、5・6年生で教科としての「外国語」(年70単位時間)が全面実施されています。3・4年生は聞く・話すが中心で、5・6年生になると読む・書くも加わります。家庭で英語に触れる時間を少しでも増やしたいと考えて、アプリに目を向けるご家庭が増えているのは自然な流れかもしれません。

子ども向け6つを公式情報で確かめると

リセマムの記事で子ども向けとして挙げられた6つのアプリについて、料金と対象年齢を各社の公式サイトとApp Storeで確かめ、図1にまとめました(2026年10月3日時点)。

子ども向け英語アプリ6つの料金と対象年齢(2026年10月3日確認)
図1:リセマム記事の子ども向け6選を公式情報で確認した結果。リクルート発表(2025年4月7日)、各公式サイト・App Store(2026年10月3日確認)より作成
  • 絵本ナビえいご:公式ガイドでは有料会員が月額1,200円(税込)。対象年齢の明記は公式ガイドでは見当たりませんでした
  • Khan Academy Kids:非営利団体のKhan Academyが提供。家庭向けは無料で、公式ページには購読料・広告・アプリ内課金がないと書かれています。対象は2〜8歳です
  • Studycat 英語を学ぼう:公式では3歳以上向けで、7日間の無料体験を案内。日本のApp Storeには1か月1,600円のプランが掲載されています
  • トド英語:公式で7日間の無料体験を案内。日本のApp Storeには月額1,400円のプランが掲載され、ストアの説明では3〜8歳向けとされています
  • Duolingo ABC:公式サイトでは無料と案内し、対象は就学前から小学2年生。日本のApp Storeでの表示言語は英語のみです

注意:リセマムの記事には「スタディサプリENGLISH for KIDS」が料金付きで紹介されていますが、株式会社リクルートは2025年4月7日に、このアプリの提供を2026年6月30日で終了すると発表しています。発表では、3歳から8歳までを主な対象に2023年7月から提供してきたと説明されています。ランキング記事の情報が最新とは限らない、というわかりやすい例ですね。

また、長期プランの割引額や無料体験の期間は、リセマムの記事と公式ページで表記が違うものもありました。時期や購入経路、キャンペーンによって変わるため、申し込む直前に公式の画面で確かめるのがいちばん確実です。

保護者への影響と今できる対応

アプリ選びでは、「何位か」よりも「わが家の子どもの年齢や使い方に合っているか」が大切なんです。申し込む前に確かめたいことを図2にまとめました。

英語アプリを申し込む前に確かめたい5つのこと
図2:申し込み前のチェックポイント。リクルート発表、トド英語公式、Appleサポート、Googleヘルプをもとに作成
  • サービスが続いているか:記事の掲載時期にかかわらず、現在も提供されているか、料金が変わっていないかを公式サイトのお知らせで確認する
  • 対象年齢と表示言語:英語だけの画面でも楽しめる年齢か、保護者が横でサポートできるか
  • 無料の範囲と自動更新:無料体験のあとに自動で課金されるか、解約の手順はどうか
  • きょうだいで使えるか:利用できる人数はプランによって異なることがあります
  • 端末の購入承認:子どもが自分で課金しないよう、端末側の設定を見直す

ポイント:iPhoneやiPadでは、スクリーンタイムで「App内課金」を許可しない設定ができ、ファミリー共有の「承認と購入のリクエスト」を有効にすると、対象となるアプリ購入やApp内課金などに保護者の承認を求められます。Androidでは、ファミリーリンクでGoogle Playの購入に承認を求める設定ができます。ただしGoogleの承認は、Google Playの課金システムを通じた購入が対象です。

海外駐在中のご家庭へ

Khan Academy KidsやDuolingo ABCのように、もともと英語で作られたアプリは、英語環境で暮らすお子さんにもなじみやすいかもしれません。一方で、日本語の補助がないと小さなお子さんは操作に迷うこともあります。料金や配信状況は国・地域のストアによって異なる場合があるので、住んでいる国のストアで確かめてから選ぶと安心です。

アプリは、学校や習い事の代わりというより、毎日少しずつ英語に触れるきっかけとして考えると気が楽になりますよね。まずは無料版や無料体験で、お子さんが「またやりたい」と言うかどうかを見てみるのがおすすめです。

まとめ

  • リセマムの比較記事: 2026年9月23日にGoogleニュースで配信された「英会話アプリ35社おすすめ人気ランキング」(初出日は未確認)では、子ども向けに6つのアプリが紹介されています
  • 記事の性格: 紹介したサービスの契約で売上が還元される場合があると明記された比較記事で、順位は編集部の評価です
  • 終了が発表されたサービス: スタディサプリENGLISH for KIDSは、リクルートが2025年4月に発表したとおり、2026年6月30日で提供終了とされています
  • 料金は公式で確認: 絵本ナビえいごは月額1,200円(税込)、Khan Academy KidsとDuolingo ABCは無料など。割引や体験期間は時期で変わります
  • 端末の設定も一緒に: Appleの承認と購入のリクエストやGoogleのファミリーリンクで、思わぬ課金を防げます

出典・参考リンク

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